【ノート術】物事を深堀するアイデアの作り方【具体例も公開】

心理学

よく自己啓発本やビジネス本で

「ノートを取ろう!」

こんな言葉をよく目にします。

ですが、実際こう思った方は多いのではないでしょうか?

ノートを取ろうとする人
ノートを取ろうとする人
とりあえずノートを取るのは大事だってのはわかったけど、どうやってとればいいの?

確かにノートを取ろうと思っても漠然としすぎて、どうすれば良いか分かりませんよね。

具体的にどうやってノートを取ればいいか悩んでいる人の疑問に答えます。

僕は先日、Twitterでこんなツイートをしました。

ノートを取るときには
ファクト→抽象化→転用
この流れに沿うのが大事

この考えはShowroomの前田祐二氏の著書
「メモの魔力」で紹介していたテクニックで、アイデアを深掘り出来るだけでなく他の事例に活かせるのが特徴です📝

おかげでアイデアをかなり生み出せます

(ツイートのミスで前田祐二さんを呼び捨てしちゃいました、、、、すみません(o_ _))

このツイートにも記述されているように、このテクニックはshowroom社長、前田祐二氏の著書「メモの魔力」で紹介されています。

実際にshowroomもこのテクニックで生まれた会社だと前田さんも著書で語っていました。

ざっくり説明すると

ファクト→抽象化→転用(応用)の流れが重要。

これを使うことでかなり物事を深堀して思考することができ、アイデアも生み出せます。

簡単に取り組めるのでぜひ参考に。

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【ノート術】物事を深堀するアイデアの作り方

ノート

冒頭で述べましたが、ノートを取る際には以下の流れが必要です。

✔ノートを取るポイント

  • ファクト
  • 抽象化
  • 転用(応用)

このように、ノートを三分割してとる必要があります。

ファクトから順を追って説明していきますね。

ファクト

英単語の意味まんまで、「事実」という意味です。

ファクト欄ではその日にあった事や実際に思い浮かんだ感情を書いてください。

  • 今日はサーブが調子悪かった
  • 上司に怒られてムカッと来た
  • 今日は○○が良く売れた

このようにまずは起こったことをありのまま書きます。

事実や感じたことを可視化して、客観的に判断するプロセスが重要となってきます。

まずは骨組み探し、って感じですね。

しかもおまけでもう一つメリットが。

実はファクトに書き殴るだけでストレスが解消されることが分かっているんです。

詳しくはこちらの記事をどうぞ。

抽象化

そしてファクトが集まったらそれらを抽象化します。

  • これらのファクトに共通することは何か?
  • 要するに、何が原因で起こったのか?

こんなことを考えます。

このプロセスは少し難しいかもしれません。

というのは抽象→具体例の流れが一般的。

なかなか抽象化なんてしたことが無いと思います。

これはひたすら練習して慣れるしかありません。

ここで失敗して上司に怒られ、落ち込んだ例を紹介します。

ファクトがこのようになります。

  • 仕事で失敗
  • 上司に怒られる
  • 落ち込んで気分最悪、、、イライラする。

これらの事実を抽象化します。

抽象化

でもこの3つの事実は、自分の書類のミスが原因で起こった事じゃない?

場合にもよりますが、この例で考えると

自分のミスから3つのファクトが生まれたことになります。

要するに、どれも同じことが要因となっているわけですね!

このようにファクトをひとまとめに抽象化します。

転用(応用)

ファクト→抽象化と2段階進んだら、最後は転用or応用のステップ。

内容は、

 

  • 抽象化で得られたことを他に生かせないか?
  • ほかの場合も当てはまるのではないか?

 

このように仮説を立てて次の機会に転用することです。

実はこのプロセスが一番重要。

なぜなら転用をすることで失敗だけでなく、成功まで生かすことができるからなんです。

よく失敗は次に生かそう!なんて言葉は聞きますよね。

ですが失敗だけでなく、成功も立派なファクトになるのが大きなポイント。

先ほどの上司の例(失敗例)だとこんな感じです。

自分の書類ミスが原因→・今回は書類の確認が雑だったから、次は別の人に一度見てもらおう、、、

           ・ほかの社員が同じミスをしないようチームで書類確認のフェーズを作ろう、、、

このように別の場合や機会に応用し、次のアクションを具体化できるわけです。

では成功例を転用化してみましょう。

この場合はテニスの試合で調子が良く勝った事例を挙げます

ファクト

・今日は調子が良く強打がほとんど入った

・特にフォアハンドが安定していた

・リラックスして振り切れていた

✔抽象化

・試合前にしっかりとアップをして足がいつもより動いたからかも

✔転用

・ということは試合前にフォームを確認するより、とにかくアップをして足を動かすようにしたほうがいいのでは?(仮説)

・これを部活のメンバーへ全体アドバイスとして共有したほうがいいのでは?

こんな感じで成功体験すら次につなげる材料とすることができます。 

大多数の人は成功するとつい浮かれて反省をあまりしません。

ですがこれを使うことで常に振り返りが癖になり、成長が病みつきに。

大きくライバルと差をつけることだって可能です。

物事を深堀するアイデアの作り方:具体例

ここで実際の書き方を紹介します。

書き方はいたって単純で、縦に線を2本引きファクト、抽象化、転用のエリアを作ってください。

これだけで大丈夫です。

ですがは僕個人的に抽象化と転用の欄を一緒にしています。

というのも僕はファクト欄に書くことが多く、3つに分けると幅が小さくて思いように書けなかったんです、

だったら抽象化の欄はそもそもそんな書くことは多くないし、まとめるかと思ってこのような工夫をしています。

僕のノートはかなり大きいですが、それでも僕は結構でかく書きたいので。(笑)

このように、ファクト:抽象化&転用の2つで分けても大丈夫。

流れに沿っていれば構いません。

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メンタリストDaiGoさんおすすめの超シルキーなノート

最後におすすめのノートについて紹介します。

メンタリストDaiGoさんもおすすめする、アピカさんの「紳士なノート」です。

僕も彼が紹介してから2年近くずっと使っています。

画像のように高級感満載の表紙のデザインが特徴的。

また書き心地が他のノートにはない、シルキーで滑らかな感触でつい書きたくなってしまいます。

こちらのノートについては以下の記事でレビューをしているので、ぜひ参考にしてください。

【レビュー】高級感満載!オススメな紳士なノートの感想と特徴

まとめ

今回は物事を深堀し、アイデアを作るノート術を紹介しました。

僕も基本的にテニスやブログ、感情をノートに書く時はこの流れを使用しています。

これを使うことで、一つの出来事から2つ3つとアイデアを生み出せるんです。

なので、僕は何か考え事や悩み事があったら即ノートに取りますね。(笑)

ここでポイントをまとめておきます。

 

✔ノート術のポイント

  • ファクト欄に起こった事や実際の感情を書きなぐる
  • 抽象化で「要するに何なのか」を考える
  • 転用で別の機会で生かせないか仮定を立てる

こんな感じでした。

ぜひ参考にしてください。

最後まで読んでいただきありがとうございました!