睡眠不足とマルチタスクってやっぱりよくないよね

健康と科学

皆さんはながら作業や睡眠時間を削って作業していないでしょうか?

テレビを見ながらの勉強や、徹夜での作業、電話しながら資料チェックする営業マンなどが想像できるかと思います。

前に幸福を感じやすくするには視野の広さが必要だよみたいなことウエスタンワシントン大学の論文と一緒に紹介しましたが、

基本的に睡眠不足やマルチタスク(ながら作業)をすると作業効率が悪くなるということを紹介していこうと思います。

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睡眠不足とマルチタスクのせいでミスがめちゃくちゃ増えた

結論から言うとやっぱマルチタスクと睡眠不足は作業ミスを激増させちゃいます。

今回紹介するのは2018年に36人の救急医らに行われた実験(R)でなんと120時間以上暗い所にいてもらい、さらにそこで色々な切り替え作業や投薬指示をこなしてもらったという内容のもの。そこで実験中にthe Operation Span Task (OSPAN)とInventory of Polychronic Valuesを使ってワーキングメモリーを観察し、どれくらい作業にエラーが起こったのかを調べたんです。

実際に被験者たちは睡眠中も一時間に7.9回の中断を経験し、処方などの作業中には9.4回も作業中に邪魔が入ったとのことです。

そしてその結果は

  • なんと28人の被験者が238回の指示の中で208回もミスをしていた!
  • 平均以下の睡眠のせいで平均のエラー率の15倍もエラーがあった!

などと破壊的な結果が出ております。(笑)

今回の実験は睡眠不足も取り上げていますが実際にマルチタスクをしただけでもミスが増えているので、ここから我々も作業をする際はできるだけシングルタスクに盛り込もうということになります。ここで研究チームは

実験で作業の邪魔や睡眠不足が入っただけでミスの平均よりも15倍もミスが確認された。(中略)

以上のことから割り込み、マルチタスク、睡眠不足は作業のミスを大幅に引き起こす原因となることが分かる。

またこの結果から医療分野だけでなく他の場面でも実験的知見を確認し、そしてマルチタスクの高率化の許容性および臨床環境における中断についての疑問を提起する。

 

というコメントを出しています。なんだか難しいですが要するに

マルチタスクや睡眠不足は大幅にミスする確率を上げちゃうし他の場面でもありそうだから注意しようね

ということでございます。

生活での転用

じゃあ実際に我々の生活で生かすにはどんなことをすればいいか、なんですがやはり音楽じゃないでしょうか。

電車では音楽を聴きながらラインを見ていたりネットサーフィンやゲームをする人が当たり前の世界になってきました。

そこで音楽を聴きながら何かをする代わりに、完全にやることを一つに絞りましょう

音楽を聴くなら音楽を聴く、ゲームをするならゲームをするなど作業は分けたほうがワーキングメモリへの負担が少なくなります。

それと音楽を聴きながら投稿したりサイクリングはいいじゃないかという方もいるかと思いますが事故にあう可能性が高くなってしまいますのでできれば止めたほうがいいかと。あと普通に歩いてるだけでも視野が広がり幸福度も上がりやすくなるのでぜひイヤホンを家において外出してみてはどうでしょうか?

音楽を聴きながらの勉強についてですが言わずもがなやめるべきです。

理由は

  • マルチタスクで効率が下がる
  • 脳への負担が大きすぎるためあまり覚えられない
  • 音楽にはモチベーションを上げる効果があるためやってないのにやったと錯覚してしまう

などが挙げられます。特に最後の理由は意外な盲点で、よく音楽あると進むんだよねーという人もいますが

あくまでも脳が疲労し、音楽で気持ちがアガッてしまってため勉強効率はあまり良いとは言えません。

とはいえ音楽にはモチベーションを上げてくれる効果があるので勉強する直前に好きな音楽を聴いたり、どうしても聞かなきゃできない!という人は自然音やヒーリング音などのあまり曲調が激しくないものからスタートするといいと思います。

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おわりに

今回は現代でも問題となっているマルチタスクについて説明してみましたがもちろんいい影響を及ぼす場面もあります。

ですがこの記事で一気に書くとかなり長くなってしまうので待て別の機会に。

自分も音楽は好きなので音楽を聴くこともありますが電車でも勉強するときや読書する際は外すよう心がけています。

日常では様々な場面で作業を中断されたりながらになってしまう場面が多いのでぜひ気を付けてくださいませ。

最後まで読んでいただきありがとうございました!