2019年11月23日更新

✓こんな疑問に答えていきます。
今回のお話はヨガの効果や、効果を感じられる期間について。
現代では瞑想の他ヨガ教室や動画などが多く出ています。
また女性のみならず男性にもヨガは普及しており、世間でもヨガは割と一般的になったんじゃないでしょうか。
しかし、そもそも効果があるのか疑問に思う方やどれくらいで効果を実感できるのかわからない人も多いはず。
そこで研究データをもとにざっくり解説していこうかと。
なお効果に関しては取り組む時間や個人差によるので、大体こんなもんかぁ程度に思ってもらって構いません。
ぜひ参考にしてください。

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【【【 】】】結論:効果はあります。
まず初めに結論から申し上げますと、効果はあります。
まあヨガ自体が瞑想と似ていて、瞑想の動きがあるバージョンなのでそりゃそうだよねって話。
2014年のイリノイ大学のRCT研究を紹介すると、118名の平均62歳の高齢者を対象にしたヨガの効果を調べた研究。
この実験では週3回、一度に1時間を8週間続けてもらいました。
さらに比較するグループはただ柔軟やストレッチをするグループで、被験者はランダムに割り振られているので研究自体の質は割と高め。
そして得られた効果は
- n-back(記憶力テストみたいなもの)の結果が良くなった
- タスクのスイッチ能力(マルチタスク能力)の向上
- アイデアの柔軟性がアップした
これらの効果が得られたのだとか。
やはり瞑想と似ているだけあって、瞑想のメリットと似ています。
ただマルチタスク能力の向上は瞑想にはなかったのが面白いところ。
瞑想はただ呼吸に集中するのに対してヨガは呼吸に加え動きやポージングにも集中をするので、作業の切り替え能力が高まったのかもしれません。
得られる効果としては美味しいのではないでしょうか。
精神的な治療にも使えるかも
またヨガは瞑想と同様に精神的な治療、ストレスの解消にも使える可能性が高いです。
2008年に大阪経大特集で出された、ヨガの心身の健康効果に関するリビューでは様々な効果が記録されています。
先ほど紹介した脳の機能向上だけでなく、幸福度やうつ病、精神科患者にも効果があったのだとか。
ヨガを取り入れたところ、実験でも平均的に3週間でそれらの症状が改善したらしい。
少し古いものになりますが、例えばシャナホフさんとベケットさんの研究(1996)によると8名の成人で強迫神経症(完璧主義)を患った人が1年間ヨガを介入する計画を立てて、3か月ごとに効果を査定しました。
1名が初めの3か月で症状が悪化して欠落したようですが、ほかの7名は大きな改善を見せたみたい。
7名の内5名が開始時点で薬を使用していましたが、なんと3名は完全に薬がいらなくなり、残りの2名は使用量が25%及び50%減ったとのことです。
恐らく欠落した1名は何かほかの要因があったと考えられます。
この研究はいい結果は出ていますがサンプル数が少ないですし、そこそこ古い研究なので何とも言えないのが痛い、、、
ですが、瞑想同様に精神的な疾患にも効きそうですね~って感じです。
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【【【 】】】期間は最低でも一か月はかかりそう
ここで期間ですが、瞑想もある程度時間が必要だったようにヨガも時間はかかりそう。
他のブログや記事では色々期間は書かれているものの、正直バラバラでした。
今回紹介した実験ではどれも週3回で一回に60分ほど時間をかけてこそだったので、
ヨガ教室に定期的に通っている人でなければすぐに効果は出ないと思います。
なので研究的に、大体週2くらいからスタートして一か月くらいで効果が出るかと。
これも個人差がありますし、一度の時間や頻度にもよります。
教室に通えるかどうかは皆さんのタイムスケジュールにもよりますが、あまりわからないということであればヨガ教室に通ってもいいかもしれません
まあ重要なのはそんなに早く効果は出ないからゆっくり取り組みましょうってことですね。
おわりに
今回はヨガについて調べてみましたが、やはり色々とありがたい効果がありました。
個人的にヨガよりも瞑想でいいんじゃねと思いますが、動きながらできるのである程度の運動にもなりそうです。
僕はテニスとか筋トレがあるんでまあいいやって感じ。
体を動かしたい!という人やダイエットしたい!という方は取り組んでみるといいかもしれません。
それではここまでにしたいと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございました!
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【【【 】】】瞑想の効果やメリットを知りたい方はこちらの記事をどうぞ