このような疑問を解消します。
- テニスのフォームに拘るすぎるのは良くないかもしれない
- プロのフォームを真似るのはどうなのか問題
- 試合に勝ちたいならなおさらフォームを考えすぎるのはよくない
- ただテニスの試合を見ておくとシンプルに勉強になるのでオススメです
テニスにおいて各プレイヤーで特徴が出るのが「フォーム」。
テイクバックが大きかったりラケットを立てたり、、様々なフォームがあります。
プロのようなカッコ良いフォームで打ちたいと思う人も少なからずいるはず。
もしあなたがテニスをされているなら、自分のフォームに少しは不満があるかもしれませんね。
そこで今回はテニスのフォームへの考え方について深掘りして解説します。
まず先にフォームに関する結論をお伝えするとこんな感じ。
- ある程度テニスをしてきた人がフォームに拘り過ぎるのは良くない
- 試合中はフォームで勝敗が決まるのではなく、相手よりも一球多く返せば良いだけ
- ただテニスの知見が無い初心者や、フォームの致命的な欠陥がある人は治すべき
こんな所ですね。
やはり何といってもテニスはフォームで試合が決まる訳ではありません。
このように今回はテニスのフォームについて色々と深掘りしていきます。
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【【【 】】】Contents
テニスのフォームに拘るすぎるのは良くないかもしれない
テニスにおいてフォームにこだわりすぎるのは良くないかもです。
と言うのもテニスのフォームなんてプレイヤーの数だけありますし、結局真似しようとしても100%他人のフォームをコピーすることはできないから。
正直試合においては理論上球さえ返せればOKですし、本質的な問題はフォームではありませんからね。
もちろん
- テイクバックがデカすぎる
- ボールの打点が少し近すぎる
- 全身運動を使っておらず手打ち、、、、
このように致命的なフォームの欠陥がある方は改善したほうが良いですが、「誰かのフォームをむやみやたらと真似る」のは少し危険です。
ある程度テニスをしてきた人がフォームを急に変えようとすると壊れます
比較的フォームで悩みを抱えているのは案外テニス経験者が多い印象。
しかしある程度テニスをやってきて、自分のフォームが出来上がっている方が急にフォームを変えるとバグるのであまりオススメはしません。
これは僕の経験談です。
僕は小学一年から習い事でテニスをスタートし、小4くらいからジュニアとしてちゃんとテニスをし始めました。
フォアハンドは元々セミウエスタンくらいでグリップを握っていましたが、中2の途中くらいで何を思ったのかに錦織に憧れて急にグリップとフォームを変えたんです。
しかしそれが致命的になってしまい、そこから大学2年くらいまでフォアハンドのショートラリーすらできないほど球がカシュカシュになってしまいました。
そこから元々のフォームとグリップに戻してすぐに改善しましたが、あの時に自分のフォームを大事にしていればなぁと後悔しています。
プロのフォームを真似るのはどうなのか問題
ここで出てくるのが「プロのフォームを真似するのはぶっちゃけどうなの?」という話。
プロのフォームは言わずもがな我々アマチュアよりもきれいで、しかも参考になる場合が多いですからね。
たまに試合会場に行くとウェア・フォーム・ラケットまでプロと合わせて完全にこの人○○好きじゃん、と言わんばかりの人もみかけます。
またフェデラーのフォアハンドや錦織のバックハンドなど、カッコ良いフォームは我々も真似したくなる(どうしてもカッコ良いフォームでテニスをしたいのは分かる)。
そこで
- 初心者やテニス歴が浅い人の場合
- 中級者以上・ある程度テニスをしていた人の場合
上記の2パターンに分けて述べていきます。
初心者・テニス歴が浅い人場合は丸パクリでOKです
まずはじめに初心者もしくはテニス歴が半年以内の方は、フォームを丸パクリしてOK。
と言うのもそもそもテニスに関する知見やノウハウが溜まっていませんし、最初はある程度正しいフォームを参考にする必要があるからです。
初心者の方はいい意味でまだ何も知りませんので、特にフォームのクセは無い方が多い。
そこでいきなり我流でやるのではなく、好きなプロもしくはカッコ良いなと思った選手のフォームを参考にしておけばまず間違いはないですね。
ですので自分の型が確立される前にプロのフォームを真似ると上達も早くなるのでオススメです。
※ただ真似する選手のテイクバックが大きすぎるなどフォームが独特な場合は要注意です
爆速で初心者が上達したいならテニスの試合は見ておくべき
プロのフォームを参考にする、という意味ではテニスの試合を見ておくと勝手に上達しますよ。
というのも
- シンプルに面白い
- 試合展開やテニスの知識が増える
- 各選手のフォームの違いや特徴が参考になる、、、
などなど、テニスの知識が浅い初心者にとってはメリットが多いんですね。
初心者でテニスの上達が早い方は比較的テニスの試合を見ている人が多い印象です。
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中級者・ある程度テニスをしていた人は要注意
少し長いけど、重要だと最近感じてる奴。
珍しくキーポイント説明ほぼ全部公開です。ストローク苦手な方は、試して見て欲しい。
フォームはなんでもいいです。
要点だけ抑えてひたすらやってみて欲しいです。
#テニス #金沢大学テニス部 #金大テニス部 #金沢大学 #dunlop #ダンロップ pic.twitter.com/Yye4F3Edsg— しぶい 【大学院生コーチ】 (@ryoryo_tennis_) July 22, 2023
冒頭でも述べた通り、あなたがもしある程度テニスを経験されているのであれば要注意です。
と言うのもテニスの知見が溜まっていて自分のフォームが完成している可能性があるから。
この状態からいきなり自分に合わないフォームを真似ると、ぶっ壊れて治るまでに時間がかかってしまいますからね。
パクれる所だけパクりましょう
もちろん全部が全部真似るのは良くない!という訳ではありません。
今自分のフォームで何か問題を抱えている方は、プロのフォームからパクれる部分だけパクりましょう。
例えば
- テイクバックを少し早めるよう真似てみる
- フェデラーみたくスイング時に顔を少し残してみる、、、
こんな感じ。
結果的に100%他の選手のフォームになることは不可能。
ですが真似できそうな部分だけ取り入れてみて、自分に合うように吸収していけばOKです。
テイクバックは特に気にしすぎると危ない
フォームで悩む方で特に多いのがテイクバック。
ですが実際テイクバックは
- ラケットを立てる
- 腰を軸に肩を入れる
- フォアハンドなら左手を伸ばす(左利きなら右手)
これらを意識できてしっかり打点に入れたらOK。
プロでもテイクバックがコンパクトな選手もいますし、結構大きい選手もいますからね。
△ジョコとワウリンカのフォアハンド。両者はフォームこそ違いはあれど、インパクト時はそんな差はありません
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【【【 】】】試合に勝ちたいならなおさらフォームを考えすぎるのはよくない
そして記事の冒頭でもちょろっと述べた通り、試合に勝ちたいならなおさらフォームに拘るのは危ないですよ。
そもそもテニスの試合は極論「相手よりも1球多く返す」競技です。
別にフォームの美しさで点数が決まるわけでもありませんし、毎回相手の球を返球する際にフォームなんて変わってしまうので。
特に試合中は など、自分のフォームでなく視野を広げて相手の事も考えなければいけませんよね。 そんな中「今自分のフォームどうなってるんだろう、、」と自分の事だけ考えていてはそりゃ勝てなくなってしまいます。
フォームが汚くても強い選手は一定数いる
恐らくこの記事を見ている方は、試合会場で
「なんかあの人フォームは汚いけど勝つんだよな」
みたいな選手を見たことがあるかと思います。いわゆる上手くは無いけど強いパターンです。
特にテニス歴が浅いのに勝ち上がるタイプはこのパターンが多く、シコラーやベテランにも一定数いますね。
別にフォームは汚くてOK!!という訳ではありませんが、少なくとも試合中ではフォームを気にしている暇は無さげです。
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ただテニスの試合を見ておくとシンプルに勉強になるのでオススメです
ここまでフォームについてあれこれ述べてきましたが、結論あんまり拘り過ぎるのは良くないです
かく言う僕も昔はプロのフォームを真似たり、考えすぎていた時期もありましたがやっぱり試合では勝てませんでしたし。
テニスにおいてフォームに拘り過ぎるのも考え物ですね、という内容でした。
ただやはりテニスの試合を見ておくとメリットがあります。
特にテニスの知識がまだ浅い初心者の方は、見ておくだけで勝手に知識が増えますしシンプルに勉強になります。
YouTubeで適当に試合を見ても良いですし、特にテニスの試合はWOWOWで全部見れるのでオススメ。
解説者があれこれ選手について、戦術、ショットなど解説してくれるのもありがたいですね。
特に僕もテニスの試合は10年以上追っかけて見ています。そのおかげで色々知識や戦術パターンをインプットできました。
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