【テニス】スピン(キック)サーブのリターン方法を解説【2パターンあります】

テニスノウハウ
リターンが苦手な人
リターンが苦手な人
中々スピンサーブが返せないんだよな、、、バック側に跳ねてくるしオープンコートは作られるし安定して入れてくるし、、、どうすれば良いの?

このような悩みをこの記事では解決します。

✔記事の内容
  1. スピンサーブの特徴
  2. スピンサーブのリターン方法
  3. リターンの際の注意点
  4. リターンはバリエーションを増やすことが大事

 

たつし
たつし
どうも、テニス好きブロガーのたつし(@tatsushi.k)と申します

 

「スピンサーブをリターンしたい!!」

 

縦系の回転を掛けて大きく弾むスピンサーブ。中級者以上は当たり前のように使いますし、特にバック側にキックするサーブを打たれると厄介ですよね。

そこでこの記事ではスピンサーブのリターン方法を貴方にお伝えします。

✔権威性

  • 小学校1年生から習い事としてテニスを開始
  • InstagramやYouTubeでも自身のテニス活動を発信
  • 中学から本格的にクラブに入り始め10年以上テニスを継続
  • 高校大学はテニス部に入り、現在もテニスプレーヤーとして日々努力する
  • 高2の時に心理学や健康の知識に興味を持ち、役立つライフハック的知識を当「たつじんblog」で発信

 

先日下記のようなツイートをしました▼

 

色々リターンの方法はありますが、基本的にスピンサーブ対策としては

  • 前に出て跳ね上がる前に上から叩くorスライスでブロックリターン
  • ガン下がりして自分が打ちやすい高さまで待ってリターン

このどちらかでしょう。

 

そこで今回はスピンサーブのリターン方法について深掘りして解説していきます。

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【【【 】】】

スピン(キック)サーブの特徴

フェデラーのキックサーブ

 

✔スピンサーブの特徴

  • 縦系の回転で山なりの軌道を描く
  • 安定して入るセカンドサーブとして主に使用される
  • 特にバック側に跳ねるスピン(キック)サーブがセオリー

 

スピンサーブの特徴について今一度まとめるとこんな感じ。

 

スピンサーブと言えばボールを7時から1時の方向にスイングし、縦回転(キックサーブなら若干横回転もかける)のを掛けて山なりの軌道を描くサーブです。

安定して入るセカンドサーブとしても使用され、球速が遅い分1stと緩急が付きその分上に跳ねてくる特徴があります。

中級者以上だとバック側に打たれるのは当たり前

そして恐らくこの記事を見ているあなたが困っているのは

「バック側にスピンサーブを打たれた際のリターン方法」

これを知りたいからではないでしょうか?

 

実際中級者以上だとバック側にキック気味のスピンサーブを打つのはセオリーでして、当たり前のように使用されます。

僕もセカンドサーブとして主に使用しますし、たまにダブルセカンドでワイドにキックサーブは打ちますね。

 

たつし
たつし
レベルが上がるほどスピンサーブを打つ人も増えますので、リターン対策が必要になってくるわけです

スピンサーブの打ち方

ちなみにスピンサーブは覚えた方がトクです。

というのも安定して入る上、攻められないサーブが手に入るのでキープ率が上がるから。

 

またフラットサーブと融合したり色々引き出しが増えるので、覚えれるならぜひ習得しましょう▼

>>【テニス】スピンサーブの打ち方完全ガイド。初心者でもコツを抑えれば打てます

スピンサーブのリターン方法

 

それではスピンサーブのリターン方法を解説。主に2パターンありまして

  1. ベースラインの中に入って上がりっぱなをリターンする場合
  2. ガン下がりして自分の打ちやすい所にボールが落ちるまで待つパターン

この2つに分かれるかと。

 

実際自分は前者のリターンを使う場面が多いですが、それぞれ深掘りして解説しますね。

前に出るパターン

 

まず一つ目が前に出るパターン。難易度は高いですが、これを覚えた方がリターンゲームでかなりポイントをとれるようになります。

 

というのもいくつか理由がありまして

  • 相手が態勢を整える前に打ち込める
  • 跳ね上がる前に打てるので時間も奪える
  • スピンサーブを打たれても優位に展開を作れる

こんなメリットがあるから。

 

スピンサーブの特徴として「攻められないかつ安定する」という点がありましたよね。しかし前に入って叩けるようになると相手からすれば

「セカンドでスピンサーブを打ったら叩かれる、、、」

とプレッシャーを与える事ができます。

 

ちなみに錦織はスピンサーブのリターンが(両手バックのリターン全般)めっちゃ上手。よくスピンサーブのリターンでエースを取ってますし。

上から抑え込むイメージ

ここから具体的なリターン方法についてですが、とにかく上から抑え込むイメージ。

 

まずスプリットステップの時点でベースラインかそれよりも少し中に入ります①

 

それでボールが着地したタイミングで左足から斜め前に入る②

これが重要でして、デュースサイド同様ワイドに打たれた場合は斜め前に入らないとリターンできません

 

ベースラインに沿って真横に打つと一番高い打点で打たざるを得ないので、とにかく中にカットインするイメージです。

そして踏み込みと同時にボールの頂点よりも前で抑え込みます③

 

  1. スプリットステップ
  2. ボールが着地するタイミングで左足を斜めにカットイン
  3. 右足の踏み込みと同時に上からボールを抑え込むイメージ

この3ステップですね。

 

左利きの方は全て逆にしていただければOKです。

スライスでブロックリターンするのもあり

片手バックの人
片手バックの人
でも俺片手バックだし、中々高い所がリターンできないんだよね、、、毎回バックの高い所狙われるんだけど

中には片手バックの人もいるでしょう。

 

そんな方は無理せずスライスでブロックリターンするのがオススメです。もちろん高い打点で打ち込めれば良いですが、低い打点で相手に打たせるのも有効。

先ほど同様まずスプリットステップ時にライン内に入ります①

 

スライスリターンの場合斜め前にカットインする、というよりも肩を入れるようにラケットを構えます②

 

それで最後に右足のステップと同時にヒットします③

 

浅いショートクロスに落としても良いですし、無難にセンターに返すのもアリ。

どっちにしろセカンドサーブから有効に展開できますよ。

後ろにガン下がりするパターン

 

2つ目のパターンは後ろにガン下がりするリターン方法。

 

こちらの方法は特に難しい事は無くとにかく下がって自分が打ちやすいタイミングまで待つだけなので簡単に返せます。

バック側に打たれても下がってフォアに回り込むこともできますし、何より距離が長くなるためしっかり振り切って安全にコートに入れやすいのがメリット。

 

ナダルやメドヴェがよくガン下がりしてますね。

  • 慎重に行きたい場合
  • 跳ねるサーフェスの場合
  • ラリーして組み立てたい場合

 

このような時にオススメです。

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スピンサーブをリターンする際の注意点

落ち込む男性

 

しかし先ほど紹介した

  1. 前でリターンするパターン
  2. 後ろに下がってリターンするパターン

各々デメリットと言いますか、注意すべき点があるので抑えておかなければいけません。

前に出る場合の注意点

まず前に出る場合の注意点はこちら。

  • そもそも難易度が高い
  • テンポが上がるためリカバリーを早くしないといけない

 

ますそもそも難易度が高い点ですね。

僕は両手バックは結構得意なので苦手意識はありませんが、バック側の高い打点を苦手とする人は多いでしょう。

 

これに関しては練習が必要です。

リカバリーを早くするべし

そして前に入ってリターンする分相手の時間も奪えますが、いわずもがな自分の時間も奪われます。

なのでど真ん中かつ浅い所にリターンしてしまったらオープンコートに打たれて終了。

 

深さを出すなりアングルを付けるなり少し工夫が必要です。

後ろに下がる場合の注意点

後ろに下がる場合の注意点はこちら。

  • 相手に立て直す時間を与えてしまう
  • 深く打たないと優位展開を作られてしまう

 

逆に後ろに下がると相手が立て直す時間を与えてしまうため、リターンをしっかり振り切って深く返すことがマストになってきます。

 

前でリターンする場合は多少浅くなっても時間が奪えているので、ど真ん中とかに打たなければ大丈夫。

しかし後ろに下がると距離も長くなりますし、それで浅くなればすぐに攻められてしまうので注意が必要です。

サーブ&ボレーにも注意

毎回下がってリターンをすると相手がS&Vなどをして前に詰めてくる恐れがあります。

 

こんな事もあって僕は基本前でスピンサーブはリターンするようにしていますが、後ろに下がるのであれば

  • なるべく相手がトスを上げてからスッと下がる
  • 調子が悪い時や重要なポイントで安全に返したい時に下がる

このようなポイントに気を付けてください。

リターンのバリエーションを増やすことが大切

federer returen

▲フェデラーのバックハンドリターン。めっちゃ中に入ってますね

 

今回はスピンサーブのリターン方法について深掘りしてきたわけですが、とにかくリターン練習では色々バリエーションを増やすことが大事。

というのも試合中にどれかがバグる事がありますので

  • 「フォアハンドが調子悪くなったらスライスで変えそう」
  • 「スピンサーブをバック側に打たれたらまず立ち上がりは下がって安全に変えそう」
  • 「たまには練習でロブリターンも練習しておこう」

事前に様々なシチュエーションを考えておくと吉。

 

実際リターンが1パターンしかないと中盤以降読まれやすいですし、相手がアジャストするのも早くなります。

特にダブルスではリターンをいくつか持っておくと役立ちますね。

 

という事で今回はコレで終わりです。

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