このような疑問にお答えします。
- ジョコビッチの強さや理由を考えてみる
- ジョコビッチの使用ギア
- 各ショットの特徴
- 2011年に食事を変えて覚醒
- それでもやはりラケット破壊はいけない
- ジョコビッチの試合をテレビ放送で見るには
「ジョコビッチってなんであんな強いん?強さの理由とか特徴を教えて」
現代において最強と言われるノバク・ジョコビッチ。
世界ランキング1位維持記録をフェデラーを抜き、10年前と変わらず(なんなら昔より強くなってる)今もトップで活躍しつつあります。
そこで今回はそんな彼の強さやプレースタイルについて考察してみますね。
先日以下のようなツイートをしました。
ジョコビッチってやっぱシンプルにサーブが良いのとバックハンドの堅さ、そしてポイントの組み立てがずば抜けてますわ
決して球が速かったりフェデラーみたいな華やかさや派手さは無いけど、間違いなく現代テニスの完成形プレーヤーだな。にしてもなぜあそこまでドロップショットを使いたがるのかは謎— Tatsushi.k (@tatsushikoike) September 10, 2021
ジョコビッチの強さですが
- バックハンドの堅さとミスらなさ
- 試合中攻められずエースも取れるサービス力
- 相手のボールに対する予測力とポイント構築
これらが試合を見ていて随所に現れていますね。特に両手バックハンドは間違いなく世界ナンバーワンでしょう。
このように今回はジョコビッチについて色々深掘りしますね。
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【【【 】】】Contents
ジョコビッチの強さや理由を考えてみる
はい、フェデラーナダルに負けず劣らずのテニス星人です。
恐らくBig3の中でも一番GSのタイトルを取るでしょう。
正確無比なストロークとどれだけ強打されてもボールが深く返ってくるディフェンス力。特に彼の両手バックハンドは鉄壁と呼ばれ、面を合わせてカウンターのダウンザラインも打てちゃいます。
そこでジョコビッチの強さですが、以下の3点がかなりずば抜けてると思いました。
これらを1つずつ深掘りしますね。
バックハンドの堅さとミスらなさ
ジョコビッチと言ったら間違いなく「世界最高の両手バックハンド」でしょう。
マジでミスらない。面の当て方がかなり上手く、さほどテイクバックをしなくてもボールを潰してカウンターや強打ができる。
錦織も両手バックハンドが上手いけど、錦織の両手バックハンドに比べ格段にミスが少ないんですね。
伊藤竜馬選手がYouTubeで「ジョコビッチはフォアよりもバックの方が色々できる」と言っていましたし、これは素人が見ていても分かります。
あの高速ラリーで全くミスをしていなかったので恐ろしいです、、、
決めた数よりどれだけミスを減らせるかが勝敗に関わる中、ジョコビッチはアンフォースドエラーも少ないんですね。
ジョコビッチの代名詞「スライディング」
ジョコビッチと言えば体の柔軟性を活かした、スライディングしながらのオープンスタンスバックハンド。
あれをなぜハードコートで多発できるのかは謎ですが、このフットワークが彼のディフェンス力を高めていると言っても過言ではないでしょう。
相手からバック側に強打されても崩れない理由はここにあります。
しかも彼は面合わせるのが得意なので下手に打つとダウンザラインのカウンターが来るという、、、
「ジョコビッチはまるでゴム人間だ。信じられないくらい身体が柔らかい。あれは遺伝子的なものと柔軟性に対する彼の努力の結果だろう。かつてのJ・コナーズ(アメリカ)も素晴らしい上半身の柔軟性を保持していたよ」-S・スミス氏(2019年)
世界最高のリターナーでもある
あと言い忘れてたけどジョコビッチのリターンの深さは相手泣かせるレベル
— Tatsushi.k (@tatsushikoike) September 10, 2021
そしてジョコビッチはこの両手バックハンドのリターンも協力。
恐らく皆さんもご存じでしょうが、ジョコビッチはリターンゲーム取得率でナダルに次ぎ2位というスタッツがあるんです。(その他シュワルツマン・メドヴェ・ゴファン・錦織など)
試合を見ているとやはりフォアよりバックのリターンの方が深く返せている印象がありますね。
試合中攻められずエースも取れるサービス力
意外と触れられにくいですがジョコビッチは普通にサーブが良い。
その証拠に2015年のセカンドサーブポイント取得率は60%と1位。
これはフェデラーにも言えることですが、サービスゲームでも数ポイントは必ずエースなどフリーポイントがあります。(やはりジョコと比較して見ると錦織のサーブビスゲームは見ていて苦しい)
例えば30-40の場面でエースとか、ブレイクした直後の入りのゲームでサーブのフリーポイントがあるとかなり楽に試合が進みます。 フェデラーもあの年にして活躍できる所以として、間違いなくサーブの切れ味の良さはあるでしょうね。
大抵ビッグサーバーが上位を占めるサーブのスタッツでこの数値はかなり異常です。
相手のボールに対する予測力とポイント構築
そして3つ目は相手のボール予測とポイント構築力。
この辺りはテニスの試合を注意して見ないと分からないですが、ジョコビッチはボールの予測と反応が良い。
あまりジョコビッチがベースラインから逆を突かれてエースを取られるのを見たことがありません。
どうしても派手なショットや一撃で決めた方が印象に残りますし、「この選手すげぇ!」という風に思ってしまうもの。 しかしジョコビッチは見栄えはしないけど、ポイントの組み立てと予測力(特にリターン時の予測がずば抜けてる)が特徴的でしょう。
ジョコビッチの使用ギア
ジョコビッチのラケットはかつてウィルソンでしたが、HEADに契約して今もHead Graphene 360+ Speed Proの限定モデルを使用しています。
またシューズが「AsicsのCourt FF Novak」で、一般プレーヤーにもかなり人気のモデル。
僕も一足2019年モデルを持っていますが、かっちりホールドされいてるし重さも感じにくいのでオススメですよ。
Remember to enter:
Want to win a personalised uplifting video message from @Djokernole? We’re giving away special video messages from Novak Djokovic! To enter follow @ASICSTennis and leave a comment on this tweet on how he has inspired you before September 14! #NovakUpliftedMe pic.twitter.com/2m4jDaI4iE
— ASICS Tennis (@ASICSTennis) September 7, 2021
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【【【 】】】各ショットや特徴
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ここで一度ジョコビッチのショットや能力についてまとめてみます。
フォアハンド
彼のフォアハンドはフルウエスタンくらいでかなり厚いグリップですね。俗に言うダブルベンドというやつ。しかもちょい短く持っています。
フラット系よりかスピン系のボールを多く使い、特にストレートのムーンボールを多く使っている印象。
フォアハンドに関しては威力というよりも堅さが強みでしょう。錦織も厚グリかつ少し短く持っているし、少し似てる気がします。
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>>【画像付き】錦織圭のフォアハンドの特徴や打ち方を解説|かなりムズイ
>>【テニス】ダブルベンドとストレートアームは結局存在しないのではという話
バックハンド&リターン
Be bold enough to walk into the 🦁 den.
Djokovic defeated Del Potro in the #USOpen final by attacking the Argentine’s fearsome forehand.#ATP‘s Brain Game Explains ➡️ https://t.co/OtcDLm1Aoz pic.twitter.com/DSVDMTD2Vt
— ATP Tour (@atptour) September 10, 2018
世界最強。これ以上言葉は要りません。
サービス
the house that Ashe built pic.twitter.com/foNZDyi24t
— US Open Tennis (@usopen) September 9, 2021
ビッグサーバーでない中でもトップレベル。
通常先ほど説明した2ndサーブ取得率やサーブ系統のスタッツのトップ10はビッグサーバーで埋まるものですが、その中に食い込む時点でもう万々歳でしょう。
フェデラーもその点上位に食い込むので(実はフェデラー、サービスエースランキング5位)ジョコビッチ同様サーブの能力も10点中8点くらいの評価かと思われます。
ボレー
ボレーに関しては特別上手い!という訳でなく、たまにサーブ&ボレーをしたり確実に取れる部分でボレーに出る事が多いですね。
プロの中でも技術は普通くらいです。
ただジョコビッチはシングルプレーヤーというのもあり、ダブルスのポジショニングやブロックボレーは苦手みたい。
レーバーカップやたまにジョコビッチのダブルスの試合も見たりしますが、前衛の圧がかかってなかったり正直ダブルスは得意ではないんだろうなぁと思います
テンポ
ラリーやポイントを組み立てる際のテンポは平均よりやや遅いくらいかと。
まぁベースライナーですし、ジョコビッチは普段のプレースタイルとしてカウンターで相手に合わせる事が多いですのでこれも納得。
ただ相手がナダルくらいタフな選手だとジョコビッチも相当バコりますけどね、、、
メンタル
メンタルも鬼レベルですね。さすがトップに居続けるだけの事はあります。
テレビで見ると簡単そうに見えますが、あの観客の前で、あの重圧の前でテニスの試合をするなんて僕からしたら考えられません。
例えば2019年のウィンブルドン決勝でフェデラーにマッチポイントを2本とられてから優勝したり、30-40から何事もなかったかのようにエースを取ったり。
Big3の中でも一番怒りを露にしてたまにラケット破壊もしますが、まぁプロの中でもメンタルは強い方でしょう。
2011年に食事をグルテンフリーに変えて覚醒
簡単な検査でグルテンに過敏性があることが判明し、その後14日間グルテンを断つと体重が減るとともに調子が良くなり、コート上でもこれまでにないスピード、柔軟性、集中力を発揮することができた。しかし、グルテンが含まれているベーグルを食べた翌日は目が覚めると、二日酔いのように頭が重く、身体の切れも悪く体力もフルセットもたなかったージョコビッチ著書「ジョコビッチの生まれ変わる食事」よりー
皆さんも知っている通り、ジョコビッチは2008年から不調に陥り「永遠の3位」なんて言われたりしました。
フルセット戦えず息切れしたり、試合を途中棄権したり。呼吸系の病気かと鼻の手術もしたそうですね。
そこである医者が「小麦に含まれるグルテンが問題なのでは?」と食事を改善。
グルテンフリーにしたところスピードとスタミナが覚醒し、ジョコビッチ最強時代に突入するんですね。
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【【【 】】】それでもやはりラケット破壊はいけない
ジョコビッチは彼がプロとして活躍して10年以上経った今でもラケット破壊しています。
ここがフェデラーナダルとは違ってちょっと残念な所ですね。彼らは時が経つにつれラケットに当たらなくなりました。(ナダルは叔父さんからラケットに当たるなときつく教えられたらしい)
もちろんテニスでは怒りの感情は沸いてしまいますし、フラストレーションも溜まるでしょう。
しかし彼はスポンサーや世界中の子供など多大なる影響力があるのは間違いない。
一定数ジョコビッチにアンチがいるのもしゃーなしと思ってしまいます。
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ジョコビッチの試合をテレビ放送で見るには
ここまでジョコビッチについて触れてきましたが、彼は現代テニスの完成形である選手ですね。
ストローク、メンタル、試合展開などどれもトップクラス。グランドスラム優勝回数も歴代最多と常に更新し続けていますし。
衰えしらずで今後も何度かGSのタイトルを取りそうなのが怖いです。
またジョコビッチの試合でのディフェンシブテニスは結構参考になりますよ。
WOWOWに入っておけばジョコビッチはもちろん他のトップ選手や、日本人選手の試合も全て見れるのは美味しい。
気になる方はぜひ以下の記事も参考にしてください。
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