このような疑問を解消します。
- 【HEAD】Gravityシリーズの基本情報
- グラビティ2023の特徴・前作との違い
- グラビティ2023のスペック一覧
- グラビティ2023のインプレ情報
- グラビティは打球の柔らかさと自分からある程度触れる人にオススメ
HEADの中でも比較的新しいGravityシリーズ。2023年に新モデルが発売になりました。
こちらは現代テニスに合わせて開発されたラケット。やや上部にスイートスポットが広がっていたり、搭載技術によってスペックの割にはアシストのある独特な機種になります。
そこで今回はHEADのGravity2023について深掘りして解説。スペックや前作との違い、インプレ情報も解説しますね。
まず先にGravity2023の概要についてお話すると、前作に比べデザインとオーセチック技術の搭載が変更点になりますね。
スペックや素材面での変更はあまり無くマイナーチェンジとなります。
グラビティ2023は打球感が柔らかく、薄ラケの部類ですが程よい飛びやスピンアシストは感じられるバランス型ラケット。
このように今回はグラビティについて深掘りして解説してきますね。
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【【【 】】】Contents
【HEAD】Gravityシリーズの基本情報
- 2018年に生まれた比較的新しい機種
- 青・紫・グレーを基調としたデザイン
- ボックス形状で薄めのフレームと溝が特徴的
- 現在プロではズべレフ・ルブレフなどが使用
- 柔らかめの打球感ではあるが程よいアシストはある
- プロアマ問わずHEADの中でも上位を争う人気モデル
グラビティの基本情報をまとめるとこんな感じ。
グラビティシリーズは元々スピードの派生で生まれた機種です。
ズべレフやルブレフが広告塔となっており、現代のストロークテニスに向けたモデルですね。
ボックス形状でやや薄めのフレームが特徴的で、柔らかい打感ではあるもののスピンアシストがそこそこあるのがメリットです。
グラビティ2023に搭載される技術一覧
- オーセチック:HEADの新技術。スイートスポットを外してもラケットの変化が均一になり、比較的ガットがたわんで飛んでくれる(真ん中を外しても飛んでくれる技術)
- グラフィンインサイド:ラケット剛性を高めるHEAD独特のカーボン。それが使用されている
- スイートゾーン:グラビティのフェイスはティアドロップ型(涙型)で、やや上部にスイートスポットが広がっている。現代プレーヤーはラケットのど真ん中よりやや上で打つことが多いので、それに合わせた技術
- フレックスグルーブ:フェースの5時と7時の部分に搭載されている深い溝。これがグラビティの特徴で、打球時の撓みの柔軟性を高め心地良い感覚で打てる
- エリプティカルビーム:フェース2時・10時方向に採用された楕円の断面形状のこと。パワーロスを防ぐ
こんな感じ。特に1のオーセチック以外は前作からの踏襲になります。
グラビティに搭載される技術一覧ですが、正直ここはサッと読み流すだけでもOK。
と言うのも、どのメーカーのラケットもそれっぽい名前の技術を使ってPRしていますので。
グラビティ2023の特徴・前作との違い
前作との違いは冒頭でも述べた通り
- デザイン
- オーセチック技術の搭載
この2点になります。
それ以外はスペックや使用素材の変更など大きな違いは無く、マイナーチェンジになりますね。
デザイン
★NEW MODEL★
▷HEAD
▷GRAVITY2023 DEBUT!!攻撃型ハードヒッターにオススメのグラビティ2023モデルが登場。
オーセチック搭載で快適な打球感に。
もちろん、表と裏でデザイン違います👍
6機種から自分に合ったスペックを選択🎾#ヘッド #ときわスポーツ pic.twitter.com/vivZQZGs78— ときわスポーツ 千葉店 テニス・バドミントン (@t_chiba_tb) April 14, 2023
まず一点目はデザイン。こちらは割とガラッと変わりました。
以前グラビティはミントグリーンと紫っぽい色を基調にしており、表と裏で色が変わっていました。
そこで今回は黒や紫を基調としたシックなデザインに。
正直ラケット選びで、迷ったら重さだけ注意してデザインで選ぶのもありですよ
オーセチックの搭載
AUXETIC THECHNOLOGY
HEADの「Auxetic」テクノロジーはすべてのショットで打球感をしっかり伝え、より自信を持ったプレーが可能。鋭く反応し、リアルタイムで精密なフィードバックを伝えます。本当いセンセーショナルなラケットです。
HEAD公式ページより
2点目はオーセチック技術の搭載。
こちらはHEADの他の新作モデルにも搭載されている技術でして、スイートスポットを外してもラケット変化をなるべく均一にしてくれる物。
特にボックス形状で柔らかめのラケットは飛びにくい事が多く、スイートスポットで打つ時とそうでない特の差が激しいんです。
そこでオーセチックは多少外してもある程度飛ばしてくれる、ラケットを扱いやすくする技術になりますね。
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【【【 】】】グラビティ2023のスペック一覧
グラビティ2023のスペックはこんな感じ。
最後のTEAM以外は全てフェイスは100インチです。100インチで18×20のスペックは珍しいですね。
正直TOUR・PROは結構ハードスペックな方で、特にPROはしっかり自分から打てる人でないと厳しいかな。
と言うのも18×20のラケットは目が詰まっておりスピンや飛びが控えめになるので。
しっかりとボールを潰して打てる人は良いものの、初心者や女性にはあまりオススメできません。
ターゲットとしては
- 玄人・上級者→TOUR・PRO
- 男性テニス経験者:TOUR・MP
- 初心者:MP・MPL・TEAM
このような感じになりそうです。
グラビティ2023のインプレ情報
- 打感はやはり柔らかめ
- スペックの割には飛ぶしスピンアシストもある
- ボレーのコントロールがかなり良く打ちやすい
- 前作と比べ少しシャフト部分のしなりが増えた?
- サーブでは回転系のサーブが打ちやすく、フラットは威力が増す事はあまり無い
- TOUR・MPはスピンもかかるが軌道は上がりにくい。バウンド後の伸びが出るタイプ
- どこかに突出するというよりかバランスの取れたラケット
インプレ情報をまとめるとこんな感じ。
前作同様グラビティ2023も柔らかめの打球感は変わらない模様。
しかし若干オーセチックの搭載もあってか、気持ち柔らかくなったかも?という意見もありました。
しかし勝手にボールを飛ばしたり、スピンがかかる訳では無さげ。
ですので
- 柔らかめの打感が好きな人
- バランス型のラケットが欲しい人
- 比較的自分から振って飛ばしたりスピンを掛けれる人
上記の人にオススメですね。
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【【【 】】】グラビティは打球の柔らかさと自分からある程度触れる人にオススメ
ZVEREV MOVES AHEAD! 🇩🇪
Making his #Wimbledon debut after four days, Alexander Zverev defeats a good Gijs Brouwer in straight sets and advances into the second round where he will face Watanuki, who came from 0-2 down to defeat Huesler.
Finally his R1 is completed. pic.twitter.com/G5ZFiuUDoP
— Relevant Tennis (@RelevantTennis) July 6, 2023
ここまで新作のグラビティについて触れてきました。
グラビティ2023は柔らかめの打感である程度自分で振れる人にはオススメですね。
一応スピンアシストはあるものの勝手にかかる訳ではないですし、TOUR・PROは特に難しいスペックですからね。
ラケットを買うなら圧倒的にネットがオトク
ちなみにグラビティなどラケットを買うなら言わずもがなネットで購入した方がオトク。
というのも店舗に比べて数千~数万円損する可能性がありますので、、、
新作モデルでも定価に比べて安く購入できます。
特に型落ちモデルだと大体ネットでは1万円台で購入できるので激アツ。ガット張り代がタダになったりメーカー保証もついてくるので、結構ネットでラケットを買う人が最近は増えてきました。
昔だと保証が付かなかったりしたのですが、現代はスマホも普及して1~2日で届くようになってかなり便利になりました。
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>>【自明】テニスラケットはネットで買うべき。でないと数万円損しますよ【必読】
という事で今回はコレで終わり。ぜひ参考にしてください。
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