【テニス】フォアハンドのグリップの持ち方を画像付きで解説する【オススメはセミウエスタン】

テニスノウハウ
初心者
初心者
テニスのフォアハンドって色々グリップがあるけれど、どうやって持てば良いの?持ち方とか種類をおしえて欲しい

このような疑問を解消します。

✔記事の内容
  • テニスでフォアハンドのグリップは大きく分けて3つある
  • 上級者は試合中に少しグリップを変えたりする
  • もしあなたがテニス初心者ならセミウエスタンから始めるのをオススメします

 

テニスにおいて最も使用すると言っても過言ではないフォアハンド。

テニスの基本の球ともいえるフォアハンドですが、実は色々とグリップの持ち方がありまして人によって分かれています。

 

特に初心者の方は何が正解か分からず、戸惑ってしまう人もいるでしょう。

そこで今回はフォアハンドのグリップについて深掘りして解説していきます。

✔権威性

  • 小学校1年生から習い事としてテニスを開始
  • テニスや健康で役立つ知識を「たつじんblog」で発信中
  • 中学から本格的にクラブに入り始め10年以上テニスを継続
  • 当ブログでもテニスプレイヤーやアイテムについて多数記事を執筆中

 

まず先に結論としてフォアハンドのグリップは大きく分けて3つ存在します。

  1. イースタングリップ
  2. ウエスタングリップ
  3. セミウエスタングリップ

細かく分けるともう少しありますが、大体この3つに集約可能。

 

この中でセミウエスタングリップが一番難易度が低くて個人的にはオススメ。また初心者であればセミウエスタンかウエスタングリップでお試しを。

このように今回はフォアハンドのグリップについて深掘りしますので、ぜひ参考に。

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【【【 】】】

テニスでフォアハンドのグリップは大きく分けて3つある

オレンジ色のシャツと黒と白のテニス ラケットを保持している黒のショート パンツの男

 

先ほど冒頭でも説明した通り、フォアハンドのグリップの持ち方は以下の3つに分けられます。

 

✔フォアハンドのグリップの種類

  1. イースタングリップ
  2. ウエスタングリップ
  3. セミウエスタングリップ

 

特に現代テニスではほぼ2か3のグリップでテニスをする人が多いかな。

実際この記事を書いている私もセミウエスタングリップです。

 

まだ「イースタンとかウエスタンって何?」と疑問に感じている方もいると思いますので、その点も含め一つずつ見ていきましょう。

イースタン(ほぼコンチネンタル)

 

まず一つ目はイースタングリップ。こちらはほぼ包丁握りに近いグリップですね。

 

テニスにおいてサーブやボレー・バックハンドの利き手側は包丁握り(コンチネンタル)といって、フレームが地面に対し垂直になるように握ります。

ここから少しずつ右に(左利きなら左に)ずらす事をグリップを厚くする、と言いますが、イースタンは画像の通りほぼ包丁握りのまま。

 

とにかくボールに対しフラットに当てやすく、簡単に飛ぶのがメリットの一つです。

 

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ぶっちゃけこの持ち方はオススメしない

ただ出オチですがあんまイースタングリップはオススメしません。

と言うのもスピンが掛かりづらく、高めのボールがぶっ飛ぶのがデメリットだからです。

 

やはり現代テニスはある程度スピンがボールにかかっていることが多く、高い軌道でのラリーも多い。

しかしこのイースタングリップはボールに対し「フラットに当たりすぎる」が故、高いボールが全く捌けません。

たつし
たつし
楽にテニスを楽しみたいシニアプレイヤーや、プロだと高身長で基本腰の位置でボールをしばきフラット系の球を打つ人に多いかな。具体的にはデルポトロやフェデラー(引退前)など。

ウエスタングリップ

 

2つ目はウエスタングリップ。

こちらは一番テニスにおいて主流で、恐らくテニススクールや初心者が最初に教わる持ち方です。

 

具体的には

「ラケットを地面において、上からグリップを握ればウエスタングリップですよ~」

と教えられるはず。

 

ジュニアや比較的若いプレイヤーに多いグリップで、スピン系の高軌道な球が打ちやすく高い球も処理しやすいのがメリット。

現代のストロークテニスに合ったグリップとも言えますね。

たつし
たつし
特にプロでは錦織圭やジョコビッチが代表例で、画像よりももう少し厚い「フルウエスタン」くらい。ジュニアからテニスをやっていて、ずっと厚いグリップで慣れている方は問題ないですが、厚すぎるグリップは難易度が高いので初心者やテニス歴がまだ浅い人には合わないかと。

 

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しっかりボールを潰すのが難しい

ウエスタングリップ(もしくはフルウエスタン)は、スピンがかけやすい分しっかりボールをフラットにあてて飛ばすのが難しいです。

テニス用語で「ボールを潰す」と言いますが、あまりグリップが厚すぎると威力が無いカシュカシュな球になってしまうんですよね、、、

 

実際当ブログを書いている私も中2で錦織に憧れ、いきなりフルウエスタンに変えてしまいフォアハンドがバグった経験が。

ずっと球質が軽くショートラリーすらできなくなったので、ウエスタンならまだしもいきなりグリップを厚くしすぎるのは注意が必要です。

セミウエスタングリップ

 

そして3つ目がセミウエスタングリップ。イースタンとウエスタンの中間のグリップですね。

利き手の親指と、人差し指の間がだいたいラケットの角くらいに来る持ち方です(セミウエスタンは人によって結構ばらつきがあるのでご了承を)。

 

フォアハンドのグリップの関係性として、

  • 薄くすればボールに対し真っすぐ当たりやすくなる(しかしスピンがかけづらく高い球がぶっ飛んで処理しにくい)
  • 厚くすればスピンがかけやすく高い球の処理もしやすくなる(しかしまっすぐボールを当てて潰すのが難しくなる)

このような特徴があります。

 

その点セミウエスタングリップはまさしく両者の良い所どりをしたグリップで、セミウエスタンにも幅がありますが比較的難易度が低いグリップです。

たつし
たつし
現在男子テニスでもカルロス・アルカラスやルーネなど実はウエスタンよりもセミウエスタングリップの選手増えてきている印象。またナダルや全盛期フェデラーもこのセミウエスタングリップでした

 

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一番簡単な持ち方

セミウエスタングリップは紹介した中で一番難易度が低いと考えています。

と言うのも程よく飛ぶし、スピンもかかるので。

 

まぁ持ち方によっては少し高い所が捌きにくいとかはありますけど、無難なグリップですね。

特にある程度大人になってテニスを始めた方はこのセミウエスタンからスタートするのがオススメかと。

上級者は試合中に少しグリップを変えたりする

 

ちなみに余談ですが上級者は試合中や練習ごとに若干グリップを変えて調整したりしています。

 

例えば自分は基本的にはセミウエスタングリップですが、試合中に高めの球が来た際にはほんの少しグリップを厚くしますね。

と言うのも自分の身長は167㎝と高くないので、セミウエスタンのままだと高い球がぶっ飛びがちなんですよ。

別に自分を上級者であると言う訳ではありませんが、高めの時やチャンスボールは少しグリップを変えて処理するようにしています。

 

たつし
たつし
また人によっては練習ごとに少しずつグリップを変えて調整しているのも良く聞きますね。「あ、今日はこの持ち方が一番気持ちいいわ」とか。絶対にこの持ち方で固定する!ってよりかは色々試して自分に合った持ち方を探求していくのが良さげです

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【【【 】】】

もしあなたがテニス初心者ならセミウエスタンから始めるのをオススメします

 

もしもあなたがジュニアからがっつりテニスをしてきました!というプレイヤーでなく、まだテニス歴が浅いのであればセミウエスタンからスタートするのがオススメ。

 

セミウエスタンであればその後厚くしたり薄くしたり、細かい変更ができる持ち方ですし。

何よりこの記事を書いている僕自身セミウエスタングリップにしてフォアハンドをかなり改善できたので、その点からもオススメします。

セミウエスタンをベースに色々試してみよう

もちろん全ての人に合うグリップは存在しません。

  • 「私にはセミウエスタンだとちょっと飛びすぎるなぁ」
  • 「以外に厚くてもボール飛ばせるしスピンもかかりやすいから良いかも」

人によってはこんな感想を持つかも。

 

いきなり極端に薄かったり厚いグリップから始めてしまうと、その後の調整が難しいですからね、、、

たつし
たつし
まず初めはオーソドックスなウエスタン、もしくはセミウエスタンから始めてみるのがオススメですよ

 

という事で今回はコレで終わり。ぜひ参考にしてみてください。