このような疑問を解消します。
現代のテニスでは以前よりも展開が早くなり、積極的にネットに出るようになりました。
ここ最近新しくテニスで「スニークイン」という言葉が流行っておりまして、一般プレーヤーでも挑戦されている方はいるのではないでしょうか。
そこで今回はスニークインについて解説。コツや注意点など、この1記事で丸わかりにします。
まず先にスニークインについて定義を解説しておくと、「相手の目を盗んでネットに詰めるプレー」のことです。
ですので相手がバランスを崩したり、スライスでしのごうとした所をカットしてボレーする流れになりますね。
スニークインが使えるとショートポイントで終わるので結構ラク。
ぜひ参考にしてください。
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【【【 】】】Contents
【戦術】テニスの「スニークイン」とは
冒頭でも述べた通り、スニークインとは「相手の目を盗んで前に詰めるネットプレー」の事です。
こちらが相手に攻撃を仕掛け、相手が
- スライスで時間を稼ごうとする
- 態勢が崩れてパッシングが打てない状況
このような状態に陥った際に前に詰めて、ボレーで仕留めるというのがスニークインの流れですね。
通常のアプローチとの違い
『スニークイン』
相手が甘いボールを打ってくる事を予測してネット近くのポジションをとる事。相手はボールを追いかけるのに必死でこちらがネットを取っている事に気づかない、『忍び寄る』ようにネットを取る。#テニス #スニークイン #失敗するんかい #判断が遅かった #反省 pic.twitter.com/po7DFjvIsf
— 尾形圭 (@bsmq6ebv9DwiiUm) September 2, 2020
一応スニークインはネットプレーの一部ではあるものの、完全に一緒という訳ではありません。
この部分は明確にしておく必要があります。
と言うのもスニークインは文字通り「スニーク(盗んで)イン(詰める)」という意味。
なるべく相手に気づかれないように前に行くことが重要になってきます。
例えばサーブ&ボレーヤーとの試合やアプローチ・チャンスボールからのネットに詰めるのは相手も読めています。
だからこそそこで択が生じて「ロブ来るかも、、」「あの体制だとフォア側にパッシングきそうだな」とかそもそもボレーの処理が難しくなりがち。
ですがスニークインが上手くいくと、そもそも相手はこちらがネットに詰めているのを知らないので結構甘めの球が来たりします。
ですのでスニークインを身に着けておくと要所で楽にポイントが取れるのでオススメ。
使えるとシコラー対策にもなります
スニークインのメリットとしてシコラー対策にもなるんですよね。
シコラーにも色々いますけど、やはりラリーでリズムを作る分ネットに詰められてショートポイントで終わるのが嫌だという人が多い。
特に前スライス系のシコラーに対してはスニークインでラリーをキャンセルし、ネットに詰めれると強いです。
▼合わせて読みたい
>>【確殺】テニスの試合でのシコラー対策のカギは「前後の浅さ」です【戦略】
スニークインのコツとポイント
スニークインのコツとポイントは3つあります。
そのコツとポイントは
- 相手のバランスを見ておく
- センターに一瞬戻る動きをする→重要
- 行けると思ったら思い切って前に詰める
上記の3つ。
1つずつ解説しますね。
相手のバランスを見ておく
あっという間に2-5。
スニークインを多用するのは面白いけど、相手を崩し切っていないことも多い。伸びしろだなぁ。— iko (@iko_tennis_) February 23, 2021
まず初めに相手のバランスを見る事。ここからスニークインを仕掛けるかどうか判断します。
先ほど述べたように
- スライスで時間を稼ごうとする
- 態勢が崩れてパッシングが打てない状況
上記のタイミングでスニークインを仕掛けるのが吉。
ですが、あくまでもこちらが攻めていて相手の態勢が崩れているのがマスト。
そうでないと相手にバレてパッシングをぶち抜かれるだけですので、気を付けてください。
一瞬センターに戻る動きをする→重要
2点目はかなり細かいフットワークですが、これをやるとやらないとではスニークインの成功率も段違い。
それは一瞬センターに戻る動きをする事です。
というのも、相手の目を盗む上でこのフットワークがかなり効果的だからなんですね。
先ほど通常のネットプレーとの違いを説明しました。普通はアプローチショットを打ったらそのまま前に詰めるのがセオリー。 しかしスニークインは文字通り相手の目を「盗む」必要があります。 それゆえ動き出しが早すぎるとバレてロブで逃げられたり、パッシングを抜かれてしまいます。 だからこそほんの一瞬センターに戻ることで、相手に詰めてこないなと認識させることができるんですね。
ベースラインの中に入りつつ、センターに少し戻ったタイミングで判断するのが理想
ベースラインの中に入ってセンターに少しポジションを戻した際に、相手の態勢が崩れているかどうかの判断をすることができれば完璧です。
ですのでスニークインはどちらかと言えば、ボレーの技術うんぬんよりも下準備と判断力がカギ。
正直このスニークインは初心者にはかなり難しいですが、しっかり練習していけば簡単にポイントが取れるようになりますよ。
行けると思ったら思い切って前に詰める
そしてここまで押さえたら最後は思い切って詰めるだけ。
躊躇するとネットから遠くなってカウンターを食らうので、思い切りが重要です。
ネットにガン詰めは距離的に無理ですが、何とかサービスラインかそれよりギリ中に入ってボレーできれば問題無しです。
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【【【 】】】ただし使いすぎは要注意
スニークインの使いすぎは注意です。
というのも何回も使っていると相手にバレて
「あ、コイツけっこう前出てくるタイプだからロブで逃げよう」
と、本来相手の目を盗んで前に行くスニークインの役割が果たせなくなってしまうから。
特にゲーム序盤でいきなり見せてしまうと警戒されてしまいます。
ですので
- 少し流れを変えたい時
- 中盤頃で体があったまってきた時
- ネットプレーの印象付けを与えたい時
このような時に試してみるのが良いかと。使いどころの判断も難しい、、、
あとシンプルにボレーの練習はしておくべき
言わずもがなボレーの練習はしておきましょう。折角甘い球が来たのにミスると勿体ないですからね。
スニークインが上手くいけばボレーの処理自体は難しくなく、オープンコートに打てば問題無し。
ですが先ほども述べたように、サービスライン際で打つボレーになりますのでダブルスのようなポーチボレーとは異なります。
ですので、しっかり練習して面感を磨いておく必要はありそうです。
色々テニスの試合を見てイメージを付けておきましょう
ここまでスニークインについて触れてきましたが、テニスの試合を見ておいてイメージを付けておくのはオススメですよ。
と言うのも現代テニスは昔よりも高速化しており、積極的にスニークインする若手も増えてきました。
それこそ今話題のアルカラスやルーネはもちろん、同じみ錦織圭もスニークインを使う場面をよく見かけますね。
また日本人で言えばジュニア時に一位だった望月慎太郎のネットへの詰め方は結構参考になったり。僕も彼の動き方を参考にしてスニークインを勉強しました。
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