こんな疑問を解決します。
今回の記事ではロジャーフェデラー選手が使用する「プロスタッフ(PROSTAFF)RF97」を徹底レビュー。
実際に僕も先日旧モデルではありますが、v11を購入しました。(デザインがv11の方が好きで価格も半額だったため)
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そこでプロスタッフ(PROSTAFF)RF97の新旧、また基本的なスペックや実際に打った感想をしっかり解説したいと思います。
結論から申し上げますと結構扱うのが難しい上級者向けのラケット。
340gもあるので自分から振らないと飛ばないし結構疲れますが、ボールを潰したときの打球の乗りと気持ち良さはピカイチですね。
またこの記事では色々な方の意見や記事を参考にして執筆していますし、僕自身小学校から10年以上テニスを継続しています。
買おうか迷っている方にとって「この1記事でかなり分かった」という内容にしたいと思っていますので、ぜひ参考にしてください!
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【【【 】】】Contents
プロスタッフ(PROSTAFF)RF97の基本スペック
ウエイトが340gでバランスが30.5㎝(小さければ小さいほどグリップ寄りに重心がある)。プロスタッフはグリップヘビーが特徴的なラケットです。ボックス形状ですね。
また2017年からラケットのコーティングがベルベット・ペイントコーティングというサラサラでしっとりとしたマットな質感が特徴。
写真でも見てわかる通り、かなりマットな質感が楽しめます。
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プロスタッフ(PROSTAFF)v13とv11は何が違うのか
先日ウィルソンから「13代目の原点進化」というフレーズでプロスタッフの新作が出ました。
昔のプロスタッフの特徴であった2本線を取り入れつつ、新たなデザインになっています。
ですが「一体何が前作と変わったの?」と分からない方も多いでしょう。
そこでRF97v13のスペックを紹介しつつ、前作との違いを徹底的に解説していきます。
結論から述べると、ぶっちゃけ性能的にはあまり変化はありません!
デザインや若干の調整といったマイナーチェンジでしょう。スペックからも見て取れるように、違いがコーティングだけだと分かります。
ウィルソンの道場さんがプロスタッフv13と前作との違いをYouTubeで比較してくれていましたが、変更点をまとめるとこんな感じ。
- フープのフレックスが2017年モデルに戻った
- トップ部分のカーボンの編み方
- コーティングなどその他デザイン
フープのフレックスが2017年モデルに戻った
まず1つ目の変更点がフープ。
フェデラー選手は2018年に「逆クロスのフォアハンドの威力を高めたい」という望みから、若干フープを柔らかくしました。(僕は白黒はデザインが好きじゃない)
要は飛びやすく威力が出る、という事です
しかし2017年に獲得した全豪オープン・ウィンブルドン・多数のツアータイトルと比べ2018、2019年ではグランドスラムのタイトルを取る事ができずシーズンを終えてしまいます。
特に2019年、ジョコビッチとのウィンブルドン決勝は惜しかったですね。マッチポイントが2回あったものの優勝を逃して準優勝を飾りました。
そこでチームは「2017年のカムバックの際に役立ったプロスタッフのスペックに戻したい」とフープのフレックスを元の硬さに変更。
2017年と同じフレックスに戻ります。(また後で書きますが、ぶっちゃけ一般的なプレーヤーが気にするレベルではない)
トップ部分のカーボンの編み方
2つ目の変更点はトップのカーボンの編み方。
実はv13では同ウィルソンで販売されている「ブレード45」の編み方を採用しているんです。
具体的に何がどう変わるかと言いますと
こんな所。非常に細かい、、、。
道場さん曰く、「よりたわませてボールをグッとキャッチするフィーリングを得るにはブレードの編み方を採用する必要があった」とのこと。
なので前作よりも食いつきが良くなったと思っていただければ大丈夫です。
コーティングなどその他デザイン
そして3つ目がコーティングなど、その他デザインです。
大きく変わったのはこの点ではないでしょうか。
まず変化したのはコーティング。
v11ではベルベット・ペイントコーティングというマットな質感+しっとりした触り心地でした。
しかし今作からは「エラスティック・ペイントコーティング」という名前に。
これはブレードにも搭載されているコーティングで、前作よりもサラサラ感が増していましたね(実際にお店で触って確かめ済)
それとツヤの部分が変わっています。
これに関してはプロスタッフだと真っ黒でマジで分からなくなってしまうので、代わりにブレードで説明しましょう。
今までのプロスタッフ
これが2019年モデルのプロスタッフRF97。v11ですね。
以下のブレードの画像で言うサイドの緑の部分がツヤっとしており、それ以外がベルベット・ペイントコーティングです。
プロスタッフv13
そして以下の画像がニューモデルのプロスタッフ。
ブレード、ウルトラ、クラッシュ同様プロスタッフもついに上の部分がツヤツヤになりました。
そしてこの部分に先ほど紹介したカーボンが編み込まれていて、若干透けて見えるようになっています。
その他デザインの変更
他にRFでデザインの変更点としては
- PROSTAFFの文字
- シルバーとグレーの2本線
- エンドキャップが真っ黒に
こんな所。
↓ニューモデル
↓過去モデル
↓ニューモデルのエンドキャップ(真っ黒なのはRFv13のみ。普通のプロスタッフは赤×黒のデザイン)
↓過去モデル
僕があえて旧作を買った理由+まとめ
正直フレックスは使用するガットやテンションで調節すればいいやと思いました。
フープのフレックスが2017年モデルに戻った トップ部分のカーボンの編み方 コーティングなどその他デザイン
基本的に違いはありませんが、変化したのは以上の点です。
ちなみにお店で購入するよりもネットで買う方がラケットだけでなくテニスのギアはお得ですよ。
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【【【 】】】プロスタッフ(PROSTAFF)RF97を打った感想
※この写真はプロスタッフを使う僕です
それでは実際にプロスタッフ(PROSTAFF)RF97を打った感想をお伝えしますね。
結論から申し上げますと、めちゃくちゃ良いラケットです。ラケット自体の性能がめちゃくちゃ高い。
今回僕が購入したのはv11ではありますが、ガットはルキシロンのアルパワーラフ125を縦横52Pで貼っております。ガットとテンションで調節しました。
ぶっちゃけスペックも前作とほぼ同じで一般プレーヤーは気にする必要ありませんが、もし気になればフレックスの面はガットやポンドで調節すれば大丈夫。
ぜひ参考にしてください。
ストローク:〇
そして肝心のストローク。ぶっちゃけ飛ばないですが、しっかりボールを潰したときの火力は一番出る気がします。
アエロやピュアドラのように勝手に回転がかかるなどといったラケットアシストは少ないと思います。初心者からしたら間違いなくオススメできない。
逆に今までアウトだったボールが「コートの中に納まってくれる」ようになりましたし、ちゃんとボールを潰したときの威力は半端ないです。
フレックスが柔らかいといったものの、ラケットの反発はあまり感じませんでした。旧作でもボールを包み込んでくれる感覚がありますので、ニューモデルではよりマットな打感が楽しめるでしょう。
ボレー:◎
そしてプロスタッフといったらボレー。
フェデラー選手の楽器と言われるだけあって、めちゃくちゃボレーはしやすかったですね。
340gかつボトムヘビーなのでボレーストロークの時に押し負けない感覚がありました。
そんなに振らなくても軽くセットして少し前に押してあげるとググっとボールが食いつきます。
サーブ&ボレーもっと練習しようかな、、、、
サーブ・スマッシュ:◎
サーブやスマッシュを打った感じ、フラット系の球が気持ちよく打てました。
やはりPROSTAFF、ボールを潰したときの打感のよさと火力がめっちゃ出る。
特にラケットの真ん中より上部でボールを潰したときのガットに食い込む感覚が病みつきになります。
速さが出る訳ではありませんが、しっかり伸びるサーブが打てました。
一般的な使いやすさ:△
そして最後に「一般的な使いやすさ・万人受けするか」ですが、評価は△。
僕は好きですけど、間違いなくバボラのピュアドライブのように万人受けするラケットではないです。
やはり340gという重さ、かつラケットアシストが抑えめな点から好き嫌いがはっきりと分かれると思います。
女性であれば普通のプロスタッフやプロスタッフLなど軽量版を使う分には問題ないですが、まぁRFは厳しいかな、、、といった印象。
ボレーをプレーの中で織り交ぜたい 黒×黒で洗練されたデザインと触り心地が好き ストロークはゴリゴリのスピンではなくフラット気味が良い
特に今作のプロスタッフRF97は下手すればフェデラーが現役でいるうちの最後のラケットかもしれません。
気になる方はお早めにどうぞ。
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プロスタッフ(PROSTAFF)RF97は使う人を選ぶ
ここまでプロスタッフRF97について評価とレビューをしてきました。
僕はこのラケットを購入してよかったと思いますし、自分も使いこなせるよう練習しようと思います。特にストロークの打感が一番好きですね。
またもしかするとフェデラー選手の現役最後となるプロスタッフRF97になるかもしれません。
興味のある方は、ぜひこちらからお早めに。
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