このような疑問を解消します。
- HEAD SPEED(スピード)2024の基本情報
- SPEED2024の変更点
- SPEED2024のスペック一覧
- HEAD:SPEED2024のインプレ情報
- ボールの引っ掛かりが良くストンと落ちる球が打ちたい人にオススメ
HEADのSPEEDシリーズと言えば王者ジョコビッチやそのほかシナ―など、プロアマ問わず人気ラケットの一つ。
特にテニス市場でもSPEEDは注目されていて、2024年に新作が発売されることになりました。
そこで今回はSPEED2024について深掘りして解説していきます。
まず先に要点をお伝えしておくと
- SPEEDらしいボールの引っ掛かりと使いやすさは健在
- 打球感は前作よりも柔らかくかなりマイルドになった
- PROのバランスポイントが5㎜グリップ部分に(よりトップライトに)
- ボールを打った際の変化を均一にするオーセチック技術がグリップにも搭載
こんな感じかな。
ぶっちゃけがっつりスペックやフレーム素材が変わったわけでは無くマイナーチェンジではある模様。
しかしSPEEDらしいボールの引っ掛かり具合と使いやすさは残しつつ、使用感はかなり変わっているとのことですのでぜひ参考に。
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【【【 】】】Contents
HEAD SPEED(スピード)2024の基本情報
SPEED2024発売まで10日を切りました!!#速さの芸術 pic.twitter.com/XMNV0yOGMl
— HEAD Japan TENNIS Official (@JapanHead) January 9, 2024
- 黒×白を基調としたデザイン
- ボックス形状で打球感は柔らかめ
- 王者ジョコビッチやシナ―が広告塔の人気機種
- Auxetic2.0が搭載され前作よりもマイルドな使用感に
- 柔らかいのにそこそこ反発して飛んでくれる扱いやすいラケット
- ボールの引っ掛かりが良くスピンが掛かってコートに納まってくれる
改めてSPEEDシリーズはHEADの中でも人気なラケットになります。
特に昔から王者ジョコビッチが使用しており、ズべレフやシナ―といったトップ選手も使用していますね。
柔らかいのに比較的飛ぶし、何よりボールの引っ掛かりと喰いつきが良くコートに納まってくれるのが特徴的。
打球感が柔らかくボックス形状の薄ラケなのに比較的飛ぶ
SPEEDはテニスラケットの中でもボックス形状で打感が柔らかいタイプでして、
- WilsonのPROSTAFF
- YONEXのPERCEPT
- PrinceのGRAPHITEなどなど、、、
通常コントロールに特化して、どちらかと言えばあまり飛ばずラケットアシストが乏しいのがデメリットなんですね。
でもこのSPEEDは打球感が柔らかいのに比較的反発して飛んでくれる、それでもってスピンもかかってボールが落ちてくれるんです。
正直僕は試打して苦手でしたけど、テニスラケットの中では「使いやすさ」という観点ならかなりTOPレベルだと思う。
硬すぎる打感が苦手な人や、ボールの収まりを重視したい人。それかシンプルにデザインが好きな人やジョコビッチファンなんかにはオススメ。
SPEED2024の変更点
SPEED2024の変更点は以下の3点です。
- オーセチック2.0の搭載
- デザイン・ペイントの変更
- スペックの微調整(PROのみ)
1つずつ深掘りして解説します。
オーセチック2.0の搭載
HEADのラケット全般に搭載されている独特な構造の事 ボールを打った際のラケットの変化を均一にすることで打球感が伝わりやすく、多少スイートスポットを外してもボールの安定感を維持できる
まず一つ目の変更点がオーセチック技術がグリップ部分にも搭載された点です。
HEADは数年前から上記の「オーセチック技術」を他のラケットにも導入しており、前作のSPEEDにもラケットのヨーク部(フレームの5時7時の部分)に搭載されていました。
しかし今作からはオーセチック2.0という名前でグリップ部にも搭載されているみたいですね。
打感がかなりマイルドに
ただのマイナーチェンジかよと思ったかもしれません。
僕もそう思ってましたが、このオーセチックがグリップに加わっただけで結構打感が変わるみたい。
特に扱いやすく前作よりも更にマイルドに、柔らかくなったんだとか。
デザイン・ペイントの変更
2点目はデザインとペイントの変更です。
前作に引き続き、黒×白のデザインは変わりませんが白色の部分が増えましたね。
またシャフト部分のペイントがサラッとしてより手触りが良くなりました。
この点は完全に好みの話なのでまぁ人それぞれです
スペックの微調整(PROのみ)
そして3点目はSPEED PROモデルのスペック変更ですね。
元々バランスポイントは前作まで315㎜でしたが、今回からトップライトで310㎜になりました。
HEADの方の話によれば現代はラリーが高速化して、あまり大きくテイクバックして構える時間が無い為操作性を良くしたとのこと。
難易度の観点から言えばより難しくなって上級者向けにはなったかな。
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【【【 】】】SPEED2024のスペック一覧
- MP:300g・100インチ・ストリング16×19・バランス320㎜・フレーム23㎜フラット:THE黄金スペック。ぶっちゃけこれを選んでおけば間違いはない
- PRO:310g・100インチストリング18×20・バランス310㎜・フレーム23㎜フラット:しっかり触れて自分でボールを潰せる上級者向けスペック
- MPL:280g・ストリング16×19・バランス325㎜・100インチ・23㎜フラット:MPの軽量モデル。女性や初心者にオススメ
- TEAM:275g・ストリング16×19・105インチ・バランス325㎜・フレーム24㎜フラット:一番軽いモデル。シニアや女性プレイヤー向け
スペック一覧はこんな感じ。
特にMPが黄金スペックでやっぱり無難といった内容ですね。
PROはストリングパターンが18×20と密なので通常モデルに比べれば飛びにくい。
それに先述した通りバランスポイントも310㎜とトップライトになっていますので、振り回しは良いけど自分でがっつり振れる中上級者向けのモデルです。
別に無理してPROを使う必要はありませんので、まずはMPを検討してそこからライトモデルやPROを試してみればよいかと。
HEAD:SPEED2024のインプレ情報
- 前作よりも更に柔らかくマイルドに
- PROはスペックの割にボールが飛ぶ
- 縦回転系のエッグボールやスピンボールが打ちやすい
- ボールへの引っ掛かりは良くストローク・サーブともに納まりが◎
- フラット系や回転量少な目な球が打ちたい人には△
SPEED2024のインプレ情報はこんな感じ。
やはり前作に引き続きHEAD独特の打球感、そしてボールへの引っ掛かりと縦回転系の打ちやすさが特徴ですね。
実際前作を試打したことがありますがグッとボールを掴んで縦回転が掛かる感覚ははっきりと分かりました。
またオーセチック2.0の影響もあって打球感は柔らかくなったそう。しかし面ブレせずその割には飛んでくれる、との声が多かったです。
中ロブやエッグボール系の縦軌道の球がしっかりと収まってくれるのがメリットの1つです。
またサーブを打った際に回転が掛かって勝手にコートに納まるのもデカい。だからこそ万人受けして人気ラケットの1つとして広まっているんでしょうね。
ただぶっちゃけSPEEDは縦回転の球を打ってなんぼの機種ですので、フラット系の速球を打ちたい人には合わないかな。
特に2024年モデルは前作よりも更に柔らかくなったので、柔らかすぎるのが苦手!という方にはオススメできません。
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【【【 】】】ボールの引っ掛かりが良くストンと落ちる球が打ちたい人にオススメ
Australian Open: Jannik Sinner warns Novak Djokovichttps://t.co/PeqAHs3QI8
— tom (@tomzerjav) January 19, 2024
今回はSPEED2024について深掘りしてきましたが、具体的には
- 柔らかめな打球感で程よく飛んでくれる
- 縦回転系の球を使ってコートへのおさまりを良くしたい
- ジョコビッチが大好きで同じラケットを使いたい、、、など
こんな方にオススメです。
万人受けしやすいタイプですし、扱いやすさで言えばラケットの中でも上位に来る機種ですのでぜひ一度ご検討下さい。
余談:テニスラケットはネット購入じゃないと損します
ちなみに余談でラケットの購入方法ですが、ラケットを買うなら言わずもがなネットで購入しないと損します。
現代ではラケットはネット(主には楽天市場)で買うのが主流で、皆さん基本ネットで買う方が多いですね。
というのも公式サイトは高すぎますし、店舗に比べて数千~数万円損する可能性がありますので、、、
新作モデルでも定価に比べて安く購入できます。
特に型落ちモデルだと大体ネットでは1万円台でも購入できるのもあり激アツ。ガット張り代がタダになったりメーカー保証もついてくるので、結構ネットでラケットを買う人が最近は増えてきました。
昔だと保証が付かなかったりしたのですが、現代はスマホも普及して1~2日で届くようになってかなり便利になりました。
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>>【自明】テニスラケットはネットで買うべき。でないと数万円損しますよ【必読】
と言うことで今回は終わり。ぜひ参考にしてください。
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