このような疑問を解消します。
「HEADのテニスラケットについて知りたい!」
世界でも王手のラケットメーカーHEAD。
ジョコビッチやマレー、バーティなど名だたるTOPプレーヤーが使用し、プロ内ではウィルソンに次ぎシェア2位を誇るブランドです。
そこで今回はHEADのテニスラケットについて深掘りして解説。各種類の特徴や選び方を比較してみます。
軽くHEADのラケットについてまとめておくとこんな感じ。
- Radical(ラジカル):ヘッドの中でも一番バランスが良いラケット。オールラウンドなモデルでマレーやシュワルツマンが使用
- Speed(スピード):パワーとコントロールの両立モデル。ラジカルと似ているが若干打感が柔らかく飛びやすい。ジョコビッチやシナ―が使用する
- Boom(ブーン):最近発売された新作モデル。スピードよりも食いつきが良く、しなりと反発でボールを飛ばす。ムゼッティやガウフが使用
- Gravity(グラビティ):HEADの中でもボックス形状で柔らかさとしなりが特徴。硬い打感が苦手な人にオススメで、バーティ(引退済み)やズべレフ弟が使用
- Extreme(エクストリーム):HEADのスピンラケット。打感はラウンド形状らしくカンカンしていて、スピンアシストが特徴。ベレッティー二やガスケが使用
- Prestige(プレステージ) :王道のボックス形状ラケット。PROSTAFF・Grafiteに続く三種の神器と言われ、打感の気持ち良さとコントロール性能が特徴。しかし割と扱うのが難しいので上級者のハードヒッター向け。マリンチリッチ使用
全体的にHEADのラケットはウィルソン同様アシストが控えめで打感が特徴的であると言われていますね。
また6つのモデルで役割分担がはっきりしており、消費者のニーズに幅広く答える事が出来ているのだとか。
ちなみにHEADなどテニスラケットはネットで買わないと1万円くらい損するのでお気をつけて!
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【【【 】】】Contents
【比較】HEADのテニスラケット全体について。種類と特徴
冒頭でも説明した通りHEADのはプロの中でもシェア率2位を誇るラケットメーカー。
ジョコビッチやシャラポワ・ズべレフなど数多くのTOPプレーヤーが契約しています。
全体的にアシストが他メーカーに比較して控えめで、HEADユーザーは口をそろえて
「打感が特徴的である」
と言います。僕の周りのHEADユーザーも同じことを言っているので多分正しいでしょう。
また昔はHEAD独特の扁平グリップが特徴で僕も苦手だったんですけど、最近丸型に変わったみたい。
現在ラケットは
- Radical
- Speed
- Boom
- Gravity
- Extreme
- Prestige
現在この6つで展開中。それぞれ解説していきます。
各々
- MP・S(100インチあたり、またそれより大きく300gより若干軽いモデル:MidPlusの略)
- TOUR・PRO(100インチより小さく300gより重めの中上級者以上向けのモデル)
- LITE・TEAM(女性や非力なプレーヤー向けの軽量モデル)
このように同じラケットでも種類が異なりますので、自分に合ったモデルをお選びください。
特に初心者や女性に関してはMP・S・LITE・TEAMを、男性や中級者以上であればTOUR・PROを選ぶのが無難かな。
かつてシャラポワやベルディヒが使用していたインスティンクトもありましたが、ブーンと入れ替わりで廃盤になってしまったみたい。
ですので今回は説明を割愛させて頂きます。
HEADのテニスラケットを各種類ごとに比較してみる
色々あって分からん!と言う人もいるでしょう。1つずつ深掘りして解説しますので、ご安心ください。
Radical(ラジカル)
まず紹介するのはラジカルシリーズ。かつてアガシ、現在はフリッツやマレーなどが使用する伝統あるラケットの1本です。
オレンジを基調としたデザインで結構派手ですね。
HEADの中でもオールラウンドモデルで、迷ったらラジカル!とまで言われているくらいです。
ボックス形状で(完全なボックスではないけど)打感はちょい硬め。特にラジカルMPは飛びが控えめで、どちらかと言えばコントロール型のラケットに分類されるかな。
ラジカルを基準に他のラケットと比較してみてください。
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Speed(スピード)
2つ目に紹介するのはSpeedシリーズ。黒と白が基調のデザインです
こちらはお馴染みジョコビッチも使用するモデルで、HEADの中でも比較的パワーが出るラケットですね。
しかしバボラのピュアドライブのようにぶっ飛ぶか、と言われるとそうではなくある程度ボールの収まりもOK。一般的にはパワーとコントロールの中間であると言われています。
ある程度球速が欲しい人はSpeedがオススメです。
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Boom(ブーン)
「You got this!」というキャッチコピーで発売された最新作Boom(ブーン)。
こちらもHEADの中でも比較的パワーが出やすくかつてのインスティンクト、後々紹介するエクストリームと同様反発系のラケットですね。
しかし打感はスピード同様柔らかく、カンカンするような打感ではなくモチっとした打感が味わえます。
ぶっちゃけブーンはスピードと結構似ている部分が多いです。簡単に違いを説明しておくと
- ブーン:ラケット自体はそんな柔らかくなく、ガット自体がたわむのでしっかり振った時の食いつきとホールド感が特徴。反発してパワーを出す
- スピード:ラケット自体が柔らかくしなりを感じる。スピンアシストがブーンよりも強い
こんな感じかな。どちらもストロークにパワーが欲しい人向けではあるものの、自分からより振れる人であればブーンの方が良いかも。
Gravity(グラビティ)
4つ目に紹介するのはGravity(グラビティ)。赤と緑で両面で色が違うという斬新なデザインをしております。
こちらは2019年にスピードから派生して生まれたモデルで、ボックス形状らしい打感としなる柔らかさが特徴ですね。
通常柔らかいラケットは飛びが微妙ですが、グラビティはその割に飛びやすい。パワーラケットではないものの、コントロールしやすいラケットだと思います。
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Extreme(エクストリーム)
- ラウンド形状らしいカンカンした打感
- ベレッティー二・ガスケ・ダヴィドヴィッチ・フォキナなどが使用
- HEADの中でもスピンアシストに優れておりスピン系のショットが打ちやすい
5つ目はエクストリーム。こちらは特徴が分かりやすくスピンアシストが一番強いです。
ラウンド形状らしく打感は硬めで反発してボールを飛ばします。意図的にかけなくても勝手にスピンが掛かるので収まりは◎。
バボラのピュアアエロ程硬くはありませんが打感は似てる気がする。
グリグリスピンショットを打ちたい人、アウトが多い人オススメですね。
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【解説】テニスラケットでスピン系のオススメラケットを5つ厳選して紹介する【比較】
Prestige(プレステージ)
- マリンチリッチ使用
- ボックス形状でクリアな打感が楽しめる
- アシストが控えめで中級者以上のハードヒッター向けの機種
最後に紹介するのは三種の神器と謳われるプレステージ。ウィルソンのプロスタッフ、プリンスのグラファイトに続くボックス形状の伝統ラケットですね。
とはいえ結構難易度が高く、打感はクリアに感じられるもののアシストはかなり控えめ。
しっかり自分から打ちぬけるハードヒッターでないと扱うのは難しい機種で、正直女性や初心者にはオススメできないかな。
しかしガツンとボールを潰した際の潰れ具合はピカ一。ガンガン振っていける上級者向けのモデルです。
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【【【 】】】HEADのラケットの選び方
もちろん試打することに越したことはないですが、HEADのラケットの選び方チャートをいくつか紹介しますのでぜひ参考にしてください。
こんな感じかな。
順番的にはこのように試すのがオススメですが、ぶっちゃけデザインも重要な判断基準になりますので外見で選んでもOK。
一度ここから各ラケットの詳細を確認してみてください▼
- Radical(ラジカル)はこちら
- Speed(スピード)はこちら
- Boom(ブーン)はこちら
- Gravity(グラビティ)はこちら
- Extreme(エクストリーム)はこちら
- Prestige(プレステージ)はこちら
ラケットはネットで勝った方がかなりオトクです
最後にラケットの購入について軽く触れておきます。
テニスラケットをネットで買ったことがある方なら分かると思いますが、ぶっちゃけお店で買うより楽天など通販で買ったほうが安い。
逆に今はネットで買わないと1万円か最大2万円くらい損しますので、、、
店舗メリットとしては試打ができる点ですが、今はネットでも試打ができますのでご安心を。
HEADのテニスラケットが気になる方はぜひ参考にしてください。
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