このような悩みを解決します。
【ウィルソン】BLADEの基本情報と評価 BRADEの特徴→柔らかい打感としなり 【ウィルソン】BLADE98と100Lのインプレ:万人受けするタイプ 結論:BLADEはウィルソンの中でも一番使いやすいラケット
「BLADEって使いやすいの?」
今回の記事ではBLADEv7.0の基本情報やスペック・特徴をがっつり評価。
更に自分も98と100Lを使用し、実際に打ってみて分かったことをお伝えします。
結論から申し上げますと、ウィルソンの中でもBLADEは一番使いやすかったです。ストローク・ボレー・サーブ全てにおいて平均以上のスコア。
しなりと柔らかさでボールが気持ちよく打てます。
さすがWilson契約選手の45%以上が使用する万能ラケットですね。
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【【【 】】】Contents
【ウィルソン】BLADEの基本情報
Wilsonの中でも一番人気といっても過言ではないラケット。
なんとプロの中で契約選手の45%以上がBLADEを使用しているんだとか。チチパスやハレプ、セレナやデミノーなど他にもトッププロが多数使用しています。
BLADEの特徴:柔らかさとしなり
今作のBLADEでは前作よりも「柔らかさとしなり」が特徴的。
上の画像を見てください。かなり前作と比較して折れるんじゃないかレベルでしなっていることが分かります。
縦にも上にもしなることで気持ちの良い打感が楽しめるんです。
「FEEL FLEX powered by CARBON MAPPING」という新しいカーボンの編み方
今作では新素材が導入された!というわけでは無く、新しいカーボンの編み方が開発されました。それが
「FEEL FLEX powered by CARBON MAPPING」
という編み方。
これにより
- 柔らかいフィーリング
- 縦のしなりの増加によるスピン性能
上記の2点が改善されたそうです。
バーティカルスイングの際にスピンをアシスト
テニスのスイングでは
- フラット目にエースを取るためのパラレルスイング
- スピンをかける時に使うバーティカルスイング
この2つに大きく分けることができます。
特にこのBLADEではFEEL FLEXでバーティカルスイングの際にスピンがかかりやすくなりました。
どうしても単純にしなるだけでは面がぶれてぶっ飛びやすいのですが、その対応策というわけです。
>>ウィルソン(Wilson) :BLADEシリーズはこちら
【ウィルソン】BRADEV7.0の4つの特徴
BLADEの特徴は基本的に「しなりと柔らかさ」ですが、v7.0では他にも4点大きく変更されました。
ぶっちゃけ言ってしまえばスペック自体がかなり変わる訳ではありません。
しかしフィーリングやデザイン、細かいラケットの性能など色々な部分で進化しているので1つずつ解説しますね。
エラスティックペイント
1つ目はコーティング。
以前は少ししっとりとしたベルベット・ペイントコーティングが採用されていましたが、今作からサラッとしたエラスティックペイントに変更されました。
ベルベットと比較してマット感が消えてかなりサラサラになりましたね。実際に触って確かめ済みです。
実際エラスティックペイント・コーティングはPROSTAFFでも採用されるようになりました。
その点エラスティックは一貫してサラっとしているのが特徴です
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グリップテープの部分が若干斜めに
現在のBLADEでは過去モデルと比較してグリップテープを張る部分に若干傾斜が作られています。
上の画像を見てもらうと分かるのですが、今までは真っすぐで少しグリップテープと段差がありました。
その結果「ボコッ」とした感覚になり、あまり触り心地が良くなかったんですね。
そこで若干傾斜を入れることで滑らかになり、握り心地が良くなったそう。かなり細かい!!
バランスポイントが若干グリップ側に移動
しなって柔らかいラケットのデメリットが「面がぶれやすい」という事。
どうしても柔らかいだけあって面がぶれやすくコントロール性に欠ける点がマイナスポイントでした。
しかしBLADE98ではバランスポイント0.5㎝だけ従来よりもグリップに移し、安定するよう改善。
これによって操作性がかなり増します。
バサルトファイバーコーティングで振動を吸収
「バサルトファイバーって何ぞや!」
こう思う方もいると思いますが、バサルトとは玄武岩の事。
Wilsonでは2010年からラケットに玄武岩を使用していて、BLADEでもバサルトファイバーが搭載されることになりました。
しなって柔らかいとその分面がぶれやすく衝撃が腕に伝わりやすいので、そこをバサルトファイバーが衝撃を吸収してれます。
上記の画像でもバサルトファイバーを搭載しているとしないとでは大分衝撃の伝わり方が変わってきます。
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【【【 】】】BLADEv8.0がマイナーチェンジで登場
2021年9月にBLADEv8.0が登場。
v7.0とはマイナーチェンジですが、デザインやグリップ部分など若干変更点があるみたい。
BLADEv8.0に関しては以下の記事で詳しく説明しているのでぜひ参考に。
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【2021新作】Wilson BLADE(ブレード) v8.0の最新情報やスペック一覧
【Wilson】ブレード(BLADE)98 v8.0(16×19)をガチ評価してみる【インプレ】
【ウィルソン】BLADE98と100Lのインプレ:万人受けするタイプ
それではBLADEのインプレ。
自分は今回98(16×19と18×20)と100Lを試打しました。
98(16×19):衝撃を受けたラケット。今まで自分がBURNとか硬めのラケットを使っていただけあって気持ちの良い柔らかさとしなりを感じた。サーブ・ボレー・ストローク全てにおいて使いやすい。かといってぶっ飛ぶ感じも無く操作性も〇。かなり万人受けすると思う 98(18×20):プロに人気のスペック。ストリングパターンが細かくなるため16×19に比べあまり飛ばない。しっかりと自分から振り切ってボールを潰した時は威力も出るし気持ちが良いけれど、16×19の方が総合的に使いやすいかな。若干PROSTAFFに似てるかも 100L:部活の女子の先輩が使っていたためお借り致しました。トップヘビーなため威力が出ない訳ではないが、やはり上2つに比べるとガツンとしたパンチが出ない感じがする。テニスを始めたての人や女性にオススメのスペック。
結論98(16×19)が最強でございました。
ホントに使いやすかったので文章を書いている今でもはっきりとその打感を覚えています。
やはり「柔らかい・しなるラケット=面がぶれる」といったイメージがあった挙句、自分はずっとBURNとsteamを使用してきたので安定しないのかなーなんて思ってました。
ですがストローク・サーブ・ボレー全てやりやすかった。バサルトファイバーのおかげで特に面ブレも無くプレーできましたね。
何なら買い替えようかなと思ったレベル。
その他18×20も使いやすかったけれど16×19に比べてあんま飛ばないなーと感じました。 ストリングパターンが細かいだけあってきちんとボールを潰せたら威力が出るけれど、一般的にはちょい難しいスペックかと。 100Lはぶっちゃけ軽すぎてあまり威力が出せなかったので、テニス初心者or力がない女性にオススメのスペックですね。
試打できなかった黄金スペック寄りの100の方が恐らく100Lよりも打ちやすかったと思います。
BLADE98(16×19)が何でもこなせる万能ラケットでした!
>>ウィルソン(Wilson) :BLADE98シリーズはこちら
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【【【 】】】結論:BLADEはウィルソンの中でも一番使いやすいラケット
結論、BLADE98がウィルソンの中でもかなり万能ラケットだと思いました。
Wilson全体の特徴としてはラケットアシストが少なく、どちらかといえばガチッとした独特の打感があります。
しかし「BLADEの覚醒」というキャッチフレーズで発表されたBLADEはその名に恥じない性能を持っています。
全体的に自分のプレーを1ランク進化させたいなら、このBLADE98一択ですね。
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