このような疑問を解消します。
「ウィルソンのCLASHについて教えて!」
2019年に発売されたウィルソンのCLASHシリーズ。
しなるのに飛ぶという点で「ウィルソンの革命」というキャッチコピーで売られ、ウィルソンの中でも非常に扱いやすいラケットです。
そして今回の記事では2022年に発売されるCLASHv2.0について新作情報を調査。スペックや変更点などを紹介しますね。
結論から述べると
- ストリングパターンが16×20のモデルが追加
- 赤色を基調としたデザインと立体的なエンボスロゴ
- FORTY FIVEというカーボンにより、しなる上に安定性も増した
上記の点で変更がありました。
個人的には前作よりもデザインがかなりカッコよくなったかなぁと。ぜひ参考にしてください。
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【【【 】】】Contents
【Wilson】CLASH2022年モデルの特徴
- 赤を基調としたデザイン
- 比較的柔らかく飛びやすいイージーラケット
- シャフトの側面には「CLASH」と刻まれたエンボスロゴが
- FORTY FIVEというカーボンで「しなり」と「安定性」の両方を追求
- しなるのにコントロールできる。柔らかいのに飛ぶという「アンフェア」なラケット
CLASHv2.0の特徴はこんな感じ。
まずは前作と比較して、赤色を基調としたメタリックなデザインが印象的ですね。DUNLOPのcx200に似てる。
そしてCLASHはしなるのに飛ぶ、という一般的には矛盾する特徴を兼ね備えており「Wilsonの革命」というフレーズで販売されたんです。(通常しなりとパワーはトレードオフの関係のため)
しなるのに安定するという「革命」
そしてv2.0の「革命」は
柔らかいフィーリングを保ちつつもコントロール性能を維持する
という点。
通常ラケットが柔らかければその分ねじれや面ブレが起きてコントロールしにくい。
しかし消費者はその両方を求めているとウィルソンは調査し、BLADEにも搭載されている「FORTY FIVE」という特殊なカーボンを採用しました。
その結果CLASH独特の柔らかい打感は維持しつつも飛ぶ、そして多少なりともコントロール性能を維持するという「アンフェア」なラケットを作ったんですね。
CLASHは比較的イージーラケット
CLASHはウィルソンの中でも比較的扱いやすいラケットでして、というのも全体的にウィルソンのラケットはパワーアシストが控えめだからです。
僕自身もPROSTAFFを使用していますが、ウィルソンは打感が特徴だけどバボラのピュアドライブやYONEXのEZONEみたく飛ぶラケットは少ないんですね。
その中でもCLASHはウィルソンの中でもトップレベルで飛ぶラケットですので初心者でも十分使えるラケットですよ。
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シャフトがエンボスロゴに
そして個人的に良いな~と思ったのがロゴの部分。少し刻まれた感じになってますよね。
このようにシャフト部分にCLASHの名前が立体的に刻まれた「エンボスロゴ」が搭載されるように。
100Lと100UL以外のスペックにはこのエンボスロゴが刻まれるようになりました。
CLASHv2.0のテクノロジーと変更点
- BLADEv8.0と同じカーボン「FORTY FIVE」の搭載
- スイートスポットが上部に移動
- ストリングパターン16×20の登場
デザインが変わったのは言わずもがな、前作との変更点は上記の3つに集約できるかと。
1つずつ解説していきますね。
BLADEv8.0と同じカーボン「FORTY FIVE」の搭載
元々BLADEのv8.0に搭載されていたカーボン技術ですが、今作からCLASHにも搭載されることに。
Wilsonが特許を取得しているしなりと安定性の両立を可能にするカーボンテクノロジー。 通常面の安定感を求めるには打感が硬めのラケットを使うしかないが、BLADEシリーズと同じく柔らかい打感で割りと面も安定するというもの。
やはり柔らかいラケットのデメリットは面ブレ。それを抑えるためにFORTY FIVEが搭載されたんですね。
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スイートスポットが上部に移動
2つ目の変更点はスイートスポットの変更。
フレーム上部のカーボンがFORTY FIVEに変わったことに伴い、スイートスポットが16%大きくなります。
というのも前作の使用レビューでは「ラケットの上部に当たった時のしなりが悪い」という声が多く、現代のテニスではど真ん中よりも少しだけラケットの上の部分でヒットするプレーヤーが増えてきました。
そこでCLASHv2.0ではスイートエリアを拡大したようです。
ストリングパターン16×20の登場
そして3つ目は16×20という新たなストリングパターンが登場。
また次の項目でCLASHのスペックを紹介しますが、一本ストリングパターンが多くコントロール性能に長けたモデルも販売されるみたいです。
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【【【 】】】CLASH2022年モデルのスペック一覧
前作よりも色々スペックが追加されています。
1つずつ見ていきましょう。
CLASH100
- フェイス:100インチ
- 重さ:295g
- バランス:310㎜
- レングス:27インチ
- フレーム厚24.0㎜フラット
- ストリングパターン16×19
普通のCLASH。前作とスペック変更は無く、基本のモデルになります。
度の型でも扱いやすい比較的万能ラケットです。
CLASH100PRO
そして新しく出たのがこの100PRO。16×20とストリングパターンが細かくなり、若干飛びが抑えめに。
比較的中級者~男性向けのスペックです。
僕だったら飛びすぎるのも嫌なのでこれを買うかな。
>>【Wilson】CLASH100PRO v2.0はこちら
CLASH98
- フェイス:98インチ
- レングス:27インチ
- 重さ:310g
- バランスポイント:306㎜
- フレーム厚:23.5㎜フラット
- ストリングパターン:16×19
若干フレーム厚が薄くなり、そして振り抜きが良くなった98インチのスペック。BLADE98に似ている。
これも全然買うならアリだと思ってます。
女性プレイヤーで結構打てる人とかオススメなんじゃないか?
CLASH108
- フェイス:108インチ
- 重さ280g
- レングス27.25インチ
- バランス:335㎜
- フレーム厚:24.0㎜フラット
- ストリングパターン:16×19
超簡単にボールを飛ばしたい女性初級者プレイヤーorシニアプレイヤー向けのスペック。
コントロール性能は劣るがマジで飛びやすいであろうスペックですね。
テニス始めたてとか高齢プレーヤーはこれ。
CLASH100L
スイングスピードを上げたい方にオススメ。
パワーは出ないかもしれないが十分ボールを飛ばせるので結構楽なスペックではある。
CLASH100UL
- フェイス:100インチ
- レングス:27インチ
- 重さ265g
- バランス:330㎜
- フレーム厚:24㎜フラット
- ストリングパターン:16×19
一番軽いスペック。
こちらも初心者or力のない女性に向けたスペックで、男性がこれを扱うのはパワーが出なさ過ぎてオススメできないかも。
扱いやすさで言えば◎
CLASHのインプレと打感
前作よりも割と反発して飛ぶ印象 しなりすぎ・柔らかすぎる打感はない ゆっくりスイングするよりか自分からスイングした時に飛ぶ
前作よりかはどうやら柔らかすぎる・しなりすぎる打感は解消された模様。
フレーム厚も24㎜フラットて、ボールをガットが食って飛ばすというよりか「しっかり反発して飛ばす」というラウンド形状っぽい打感だそう。
ただ全部のショットで飛ぶわけでは無く、自分がスイングする分ラケットもアシストしてくれる機種ですね。
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【【【 】】】CLASHがオススメな人
こんな人に今作のCLASHはオススメですね。
CLASHはどちらかと言えば打感は柔らかめですが、しっかり反発して飛ばしてくれるラケット。
ですがスペックによってはコントロールもできるバランス型のタイプもありますので(100PROとか98とか)「程よいラケットアシストは欲しい」なんて方にはもってこいでしょう。
それとシンプルデザインがカッコいいので、外見で買うのもアリっちゃアリですね。
他にも当ブログではウィルソンやテニスラケットの記事も解説しているので、以下の記事もぜひ参考に。
- 【ウィルソン 】PROSTAFFv13を徹底評価・レビュー【原点進化】
- 【Wilson】ブレード(BLADE)98 v8.0(16×19)をガチ評価してみる【インプレ】
- 【ウィルソン】ULTRAの徹底評価&インプレ!錦織圭も使用
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