このような疑問を解決します。
- テニスのサーブの種類
- テニスのサーブで基本的に100%1つの回転はあり得ない
- 初心者ならまずはスライスから覚えよう
「サーブって何種類あるの?」
テニスを始めたら必ずポイントの初めに打つサーブ。
初心者ならいったいどんなサーブがあるのか、どんな打ち方をすれば良いのか知らない方も多いはず。
そこで今回はテニスのサーブの種類・特徴・打ち方を簡単に説明します。
ちょっと信頼性を担保しておくと、僕のサーブはこんな感じ。身長166㎝にしてはまぁまぁ頑張ってる方かと思います▼
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結論を軽くお話すると、テニスのサーブは
- フラット
- スライス
- スピン
この3つに大きく分類できます。(アンダーサーブとリバースサーブは使わないので除く)
この3つについて、それぞれ特徴や打ち方など深掘りしますね。
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【【【 】】】Contents
テニスのサーブの種類
先ほども書いた通りテニスのサーブには大きく
この3種に分類が可能。
基本テニスの試合ではこれら3つを組み合わせて、コースや速度を調節して戦います。
それでは見ていきましょう。
フラットサーブ
多分これが自分の中で最速 pic.twitter.com/nL136C0Hyq
— Tatsushi.k@たつじんblog (@tatsushikoike) March 7, 2021
動画で見ていただければわかると思いますが、サーブの中でも一番速度が出しやすい球種。
フラットにボールに対してラケットを当てて威力を出すサーブです。音を聞けばパンッと真っすぐ当たっているのが分かるかと思います。
しかしこのフラットサーブ、よほど得意でなければ使いどころが重要。 というのも球速が出る分フォルトするリスクも高くなりますし、何より体の負担が大きいのがデメリット。特に初心者が力んで腕任せに打つと最悪ケガに繋がります。 しかも相手が上級者になればなるほど面の合わせ方が上手くなってきますので、渾身のフラットサーブを打ってもめちゃ強いリターンが返ってくることも。 それよりかは回転やコースを狙ったほうが良さげです。
簡単に打ち方を説明しますと、インパクトの際にプロネーション(手首のひねりの事)を加えボールに対し真っすぐラケットを当てます。
インパクト時ラケットが真っすぐになるはず。ちなみにこれは僕のサーブの打つ瞬間です▼
100%フラットはあり得ない
サーブにおいて100%のフラットサーブはあり得ません。(※後ほど説明します)
というのも何かしらちょこっと回転がかかっている、という事です。
昔コーチが教えてくれたのですが、100%の純フラットサーブを打つにはどうや身長が230㎝?くらい無いと無理らしい。
具体的な身長は忘れちゃいましたけど、キリオスやフェデラー、ジョコビッチもちょこっとは
- フラット8割:スピン2割
みたいな感じで回転が混ざっている状態だそうです。
ちなみに意外と単純なフラットよりか、スライスも混ぜた1stの方がレシーバー側からしてもイヤだったりします▼
ぶっちゃけドフラットよりこのくらいのスライス4割フラット6割くらいのボディサーブが1番強いよね pic.twitter.com/vzJQHLOMCs
— Tatsushi.k@たつじんblog (@tatsushikoike) April 3, 2021
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【テニス】伸びるフラットサーブの打ち方やコツを解説【低身長でも打てる】
スライスサーブ
本日のエース pic.twitter.com/uB2EVIQRIh
— Tatsushi.k@たつじんblog (@tatsushikoike) April 3, 2021
2つ目はスライスサーブ。僕が初心者にサーブを教えるとしたらまず初めにこれを教えますね。
というのもサーブの中でかなり有効で、曲がる&打ちやすいという点でオススメ。僕も試合で多用しています。(ぶっちゃけフラットよりも打つ回数は圧倒的に多い)
このスライスサーブは風のある日なんかも有効で、風向きと合わせたらめちゃくちゃ曲がる。 また左利きのスライスサーブはリターンするのもしんどいですね。後輩に一人左利きの強い子がいて、中々ブレイクできません。 初心者であれば別にフラットサーブを打たなくとも試合には勝てるくらいなので、ぜひとも覚えたい球種です。
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速いスライスや曲がるスライスなど打ち方で変わる
もう少し深くお話するとスライスにもいくつか種類がありまして
- 曲がるスライス
- 速いスライス
- 跳ねるスライス(トップスライス)、、、、、
などなど色々あります。別に正解が無いんですね。
一応基本を教えますと
- トスはフラットサーブと同じくらいもしくは若干右に上げる
- 包丁握りでラケットを持ち、チョップする勢いでラケットをスイング
こんな感じ。
しかし通常スライスサーブは右側にトスを上げるので割と相手にバレやすかったりするのですが、以下の動画では鈴木貴男プロがバレにくい&速いスライスサーブを解説しています▼
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スピンサーブ
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そして最後がスピンサーブ。上級者やプロが主に2ndサーブで使用する球種ですね。
スピンのメリットは軌道が高くそこからストン、と落ちて弾むためフォルトしにくい点。
しかもバック側に打てば相手としてはバックハンドの高い打点で打たなければならず、結果的にその後のラリーも優位に進めることができます。
スピンサーブの打ち方はスライス同様ボールをチョップするのですが、スイングの軌道が異なります。 ボールを時計だとしたら7時から1時にかけて、つまりボールを左下から右上に振りぬく感じ。そしてその後スイングを右に振ります。 しかしこのスピンサーブはフラット・スライスと比較してスイングが別物。覚えるのに時間がかかる難しい球種です。
※言葉だと分かりにくいので、具体的には以下の動画を見ていただければ理解できるかと思います↓
しかしスピンサーブは使えればかなり強力な武器に。
特にアマレベルだと、アドサイド&ワイドのスピンサーブがしっかり打てればかなり優位にサービスゲームをキープできるのが美味しい。
相手からしたら安定して入るし、バック側にはねるし攻められないしでイヤですからね。
トップスライスからキックまで
派生としては
- トップスライス(若干スライス回転が混じったヤツ)
- キックサーブ(ボールにより右側の回転をかけてスピンより右側に跳ねさせるサーブ)
この2つ。
先ほど紹介したフェデラーの動画はキックサーブで、実際フェデラーやジョコビッチ、イズナーやオペルカなどビッグサーバーのキックはマジで跳ねる。
たまに2ndでもキックサーブでエース取りますからね。180後半ある選手が跳んでも取れないので2mは弾んでます汗
お互いにバック側にスピンを打たれると分かっているため、跳ねる前に前に詰めてバックで叩かれることもしばしば。特に錦織はバックが得意なため、キックだろうが甘ければ前に入ってリターンしてますね
以下の記事でスピンサーブの打ち方を解説しています▼
【テニス】スピンサーブの打ち方完全ガイド。初心者でもコツを抑えれば打てます
テニスのサーブで基本的に100%1つの回転はあり得ない
ここでちょこっと復習ですが、先ほどこのように書きました。
昔コーチが教えてくれたのですが、100%の純フラットサーブを打つにはどうや身長が230㎝?くらい無いと無理らしい。
具体的な身長は忘れちゃいましたけど、キリオスやフェデラー、ジョコビッチもちょこっとは
- フラット8割:スピン2割
みたいな感じで回転が混ざっている状態だそうです。
改めて説明すると、1つの回転を100%にするのは実際不可能。
フラット・スライス・スピン回転でどの回転を多めにサーブを打つか、を考える方が重要になってきます。
というのも1つの回転だけではコートに入らず、試合で使えないからです。
フラットサーブの例では100%のフラットは身長が230㎝無いと無理ですし、スピンもスライスも3割4割は前に飛ばす力が働かないとボールが跳びません。 まぁどう頑張って100%のフラット・スライス・スピンを打とうが、どれかしら他の回転がかかるはず。 それよりか 「今回はフラット7割、スライス3割くらいのファーストサーブを打とう」 みたいな感じで調節できるとかなり強いですね。
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【【【 】】】初心者ならまずはスライスサーブがオススメ
出典:https://www.tennisworldusa.org/tennis/news/Roger_Federer/59159/roger-federer-you-hear-a-hundred-clicks-while-tossing-ball-on-serve-/
初心者であればまず初めにスライスサーブがオススメ。
というのも
- 3つの中で比較的難易度が低め
- 回転がかかるので安定して入りやすい
- スライスでも速さを出せる上攻められにい
これらの理由が。
ぶっちゃけテニスが強い人でもスピンが打てず、スライスのみなんて人もたくさん。
スライスサーブをきちんと覚えれば試合で十分勝つことができます(ただフラットはスライスとの変化を出すためにも後々覚えた方が良いかも)
今回はここまで。ぜひ参考にしてください。
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