このような悩みを解決します。
「スライスサーブが打てない、、、」
テニスのサーブの中でも比較的簡単で使えるスライスサーブ。
初心者がまず覚えるサーブですが、意外に回転をかけるのが難しかったり。
そこでこの記事ではスライスサーブのコツやグリップ、さらには上級者向けのスライスサーブなど幅広く解説します。
一応信頼性を担保しておきますと、僕のスライスサーブはこんな感じ。この動画ではフラットと混ぜて1stで打ってますね。
身長168㎝の割に頑張っていると思います▼
ぶっちゃけドフラットよりこのくらいのスライス4割フラット6割くらいのボディサーブが1番強いよね pic.twitter.com/vzJQHLOMCs
— Tatsushi.k@たつじんblog (@tatsushikoike) April 3, 2021
スライスサーブと言っても一概にまとめる事はできず曲がるスライスや速いスライス、また動画のようにフラットと混ぜることも可能。
その他コツや使いどころも解説しますのでぜひ参考にしてください。
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【【【 】】】Contents
テニスのスライスサーブの特徴
左斜めに回転がかかって曲がる 初心者も覚えやすく回転がかかって入りやすい トスの位置やスイング次第で色々球種を打ち分ける事が可能
まずスライスサーブの特徴ですが、左に回転がかかって曲がるのが大きいですね。
試合で必ず使用するサーブと言っても過言ではありません。それくらい重要かつテニスの中で初心者も打ちやすいサーブです。
スライスサーブにも色々ある
スライスサーブにも色々あって、トスの位置やスイング軌道を変えると
- 速いスライス
- 遅くて左に曲がるスライス
- フラット交じりの伸びるスライス、、、、、
などなど上級者になると色々使ってきます。
特に左利きのスライスは逆に逃げていくのでかなり取りづらい。
ぶっちゃけスライスサーブがきちんとマスターできれば試合で十分勝てるくらい、スライスサーブは強力です。
初心者はとりあえず始めは「スライス回転」がかかればOK
次の項目でスライスサーブの打ち方について触れますが、初心者やスライスが苦手な方はとにかく回転がかかればOK。
別に種類分けなんて気にする必要はありません。
スライスサーブをなんでもよいので一種類打てるようになってから、その他にチャレンジしてみてください。
▼合わせて読みたい
スライスサーブの打ち方とコツ
ザックリ言葉にまとめるとこんな感じ。
スライスサーブの打ち方を1ステップずつ、画像&動画を用いて解説していきます。
グリップ
まずグリップの持ち方。
これはサーブの基本である包丁握りですね。何ら変わったことはありません。
しかしスライスサーブやスピンなど、回転系のサーブを打つ時は以下の画像のようにちょっとだけ包丁握りより薄く持つと打ちやすくなります▼
いわゆるバックハンドイースタン。この持ち方だとスイングの時によりボールをチョップしやすくなるのでオススメです。
僕も大体このくらいでサーブは打ってます。
トス
そしてトスですが、これは自分の右上当たりに上げればOK。フラットサーブと同じくらいで大丈夫です。
ぶっちゃけスイングの軌道次第ではスピンサーブのトスでもスライスを打つことは可能ですが、簡単に打つには右上に上げる意識を持ちましょう。
特に初心者であれば右に上げておけば簡単にスライスが打てます。
これは僕のスライスサーブのインパクト時の写真。真上よりもトスはちょっと右にあがっていますね。
出来れば上級者はトスを隠したい
初心者やスライスサーブが苦手な方は飛ばして構いません。
しかしあなたが上級者、またスライスサーブをある程度覚えた方ならトスを隠せるようになると強いです。
また後々上級者向けのスライスサーブも解説しますが、あまりに右に上げ過ぎるとトスの段階でバレてしまうんですよね。
サービスキープできる人は威力だけでなく、トスで球種を隠すこともできたりします。
▼合わせて読みたい
【考察】フェデラーが強い理由はサーブ。特徴やフォームなどを分析してみる
ボールに対する入り方
そして最後にボールへの入り方。
ここがちょっと難しくて、イメージとしてはボールの右上当たりを捉えるとスライスが打ちやすくなりますね。
インパクト時で分かりにくいですが以下の写真はフェデラーのスライスサーブの写真。
大体ボールの右上当たりをチョップしています▼
フォロースルー
フォロースルーは自然に手首が返って左脇あたりに収納させます。
ここでちょっと勘違いする人がいるのですが、ボールの皮むきのようにプロネーション(手首の返し)を全くしないのは間違い。
どういうことかと言いますとこんな感じです▼
インパクト時が重要でして、その時にチョップすれば自然に手が返るはず。
故意にプロネーションしよう!と考える必要はありません(逆にプロネーションが早すぎるとフラットサーブになるので注意)
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【【【 】】】上級者向けのスライスサーブ
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先ほどからチラチラ言っている「上級者向けのスライスサーブ」とは何か。
それは結論からお話しますと、通常のスライスサーブよりもトスを左にして(ほぼ頭の上でスピンサーブと同じくらい)相手に隠すスライスサーブのことです。
この動画の初めにキリオスが打っているのがまさしくこのタイプで、フェデラーも試合中よく使いますね。
上級者向け:バレないスライスサーブ
・トスは頭の真上くらい(スピンサーブと同じくらい)
・ボールの右上をラケットの左半分にあてる
・トスは高すぎない所でヒット
よくフェデラーがキックと見せかけて打つパターン。スタテニで鈴木貴男さんが動画でも解説してたけど、使えたら隠せるからかなり強い pic.twitter.com/u31BGJapzS— Tatsushi.k@たつじんblog (@tatsushikoike) May 17, 2021
このタイプのスライスサーブが打てるとかなり強力。
通常スライスサーブはトスが右にあがりがちなのでバレやすかったりします。
しかしトスをスピンサーブと同じにして判別させないようにすると、上手くいけば2ndサーブでも相手がスピンと勘違いしてエースを取れるかも。
エースを取れないにしろポイントの供給源にはなるので、上級者ならスピンサーブ共に覚えた方が良さげです。
ちなみにYouTubeだと鈴木貴男さんが分かりやすく解説しています。この動画は有料級です▼
以下の記事ではスピンサーブの打ち方を解説しています▼
>>【テニス】スピンサーブの打ち方完全ガイド。初心者でもコツを抑えれば打てます
スライスサーブの狙いどころと使い分け
スライスサーブ分類:デュースサイド編
・ワイド→相手のフォアグリップが厚い時はリーチが短いので有効。短くしてエースを狙うも可
・ボディ→俺は結構これをメインで使う。重要な時やダブルスで相手が意外にミスるのでオススメ
・センター→コース外し。入れば効くしエースも取れるが如何せんムズイ— Tatsushi.k@たつじんblog (@tatsushikoike) May 5, 2021
スライスサーブの狙いどころと使い分けはこんな感じですかね。
特に僕の場合はやはりデュースサイドで多用します。左利きであればアドサイドで打つと逃げていくので、自分の展開に持って行きやすい。
そして僕個人としてはバック側に詰まらせる、ボディに食い込むスライスサーブを多用します。
というのも自分自身身長が166㎝しかなくエースをバンバン取れるタイプではないので、ミスらせる目的でこのコースは有効。
ダブルスでもリターンが詰まって前衛がポーチで決めやすかったりしますね。
てなわけで今回はコレで終了。
以下の記事ではサーブの回転についても触れていますので、こちらもぜひ参考にしてください。
▼合わせて読みたい
- テニスのサーブの種類と打ち方を解説。基本的に3つの組み合わせです
- 【テニス】伸びるフラットサーブの打ち方やコツを解説【低身長でも打てる】
- 【テニス】スピンサーブの打ち方完全ガイド。初心者でもコツを抑えれば打てます
- 【初心者OK】テニスのスライスサーブのコツや打ち方・使い分けも解説
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