このような疑問を解消します。
「YONEXのVCORE PRO2021について知りたい!」 YONEXの中でもしなりが特徴のVCORE PROシリーズ。 2021年9月にVCORE PROの新作が出ることになり、色々デザインやテクノロジーも進化しました。 そこでこの記事ではVCORE PRO2021の特徴やスペックなどをレビュー。過去作との違いを解説します! 結論から申し上げますと、VCORE PROは過去作に比べ このような点で変更がありました。 どうしても前作はしなって飛ばないという声が多かったみたいで、その点反発力が増してパワーも出るようになったみたいですね。 柔らかい打感が好きでフラットドライブ系の球を打ちたい方にオススメです。 スポンサードサーチ VCORE PROはYONEXの中でもしなりと打球の柔らかさが特徴のラケット。 前作はコントロール性能に長けていましたが、今作では新テクノロジーでより反発してパワー負けしない球も打てるように。 特に新しいスペックVCORE PRO97Dでは18×20と、ボールを自分から潰せるより上級者向けのモデルも販売されるようになりました。 基本的にテニスラケットには以下の2つに分けることが出来まして、 このような特徴がそれぞれあるんです。 VCORE PROに関しては1つ目の「ボックス形状」に当たります。 通常しなって打感がクリアになるものの、飛びが抑えられるのが一般的。 しかし今作のVCORE PRO2021では新テクノロジーで前作よりも反発し、パワー負けしない球も打てるようになったんですね。 VCORE PRO2021のテクノロジーを紹介していきます。 ぶっちゃけ言葉が難しいので、へーってくらいに軽く流してもらってOK。 僕が嚙み砕いて具体的にどんな性能が上がるか説明しますのでご安心ください。 なんだか長ったらしい名前ばっかですね。(笑)1つずつ深掘りしていきます。 まず1つ目は前作と比較してシャフトの部分が10㎜ほど長くなったんですね。 これによりVCORE PRO2021では柔らかい打感が楽しめるんです。 これがFlexCon System(フレックスコンシステム)と言われているテクノロジー。 ラケットの素材自体が柔軟性の高いものにチェンジしました。 2つ目は2G-Namd Flex Force(ツージーエヌアムド フレックスフォース)と呼ばれるテクノロジー。 長ったらしいですが、要約するとラケットがしなってから反発しやすくなる技術です。 こちらの画像をご覧ください。 しなるだけだと戻る際にパワーがいるため、力負けしない球を飛ばすためには「反発力」も必要。 そこでこのテクノロジーが搭載され、前作と比較して復元スピードが2.5%上がったらしい。(果たしてこの数字でどれだけ実感を得られるのかは謎) 3つ目はFLEX FUSE(フレックスフューズ)と呼ばれるテクノロジーです。 カーボンの間にフレックスフューズを混ぜることで柔らかさが11%UP。 更に振動吸収も良くなり、打球感の柔らかさとしなりをアシストします。 4つ目に紹介するのがYONEXの振動吸収テクノロジーVDM。 これはウィルソンの振動吸収テクノロジー「CV(カウンターヴェイル)」と似ていますが、VDMでは振動衝撃を54%も削減できるようになっています。 どうしてもしなって反発するラケットでは振動や面ブレがデメリットに。 どのメーカーもしなる柔らかいラケットには振動吸収テクノロジーが搭載されていますが、VCORE PRO2021でも搭載されいていますね。 最後はYONEXのお馴染みテクノロジー「ISOMETRIC(アイソメトリック)」。 一般のラケットよりも少し長方形っぽい形を取る事で、スウィートスポットが7%拡大します。 YONEXのラケットはVCOREやEZONEなど、ISOMETRICのおかげで多少ど真ん中を外しても飛んでくれる印象。 VCORE PROに限った話ではないですがYONEX独自のテクノロジーです。 ▼合わせて読みたい >>【丸わかり】デニスシャポバロフのラケットやガット、ウェアなどを徹底解説 >>【最高額】大坂なおみの年収は40億。その強さや特徴など深掘りしてみる スポンサードサーチ テクノロジーを紹介した所で一度前作との違いをまとめてみます。 常々申しておりますが今作のポイントは「しなりと反発」。 ラケットが柔らかくなり気持ちいい打感になるんです。 しかし前作はどうしてもコントロール性能に重点を置いていたため、飛ばない点がネックだったんですね。(この辺りはトレードオフなのでしかたない) そこで先ほど紹介した2G-Namd Flex Forceなど新テクノロジーを搭載することで、ボールを飛ばせるようにもなりました。 また前作は緑がメインのデザインでしたけど、今作はまるで〇ヴァ初号機を連想させるかのような緑×紫のデザインに。個人的にデザインはこっちのが好きですね。 個人的に面白いなと思っているのが新スペック「VCORE PRO97D」の登場。 Dとは「High Density(高密度)」のDensityから採っているそうで、ストリングパターンが18×20の上級者向けスペックとなっております。 重さが320gと一番重いスペックかつ使用難易度が高いため、自分でボールを潰して飛ばせてハードヒッター向けのスペックですね。 VCORE PRO2021のスペックはこちら。 1つずつスペックや特徴を深堀していきます。 VCORE PRO97インチは王道の薄ラケって感じのスペックですね。 スペックだけならPROSTAFF97に似ている。97・97D・104に関しては前作よりフレームが1㎜厚くなってパワーが出るようになりました。 僕が買うなら恐らくこのスペックです。 先ほども説明した通り、自分からボールを潰せるハードヒッター向けのスペック。 間違いなく初心者や女性向けのラケットではないですね。中級者以上の方が使うにしても320gありますので、体力も必要になってきます。 しかしその分触れればパワーも出るし、打感も気持ち良いラケットですよ。 VCORE PROの黄金スペックモデルですね。 97よりかボールを飛ばしたい人はこちらの黄金スペックを選ぶのオススメします。 前作に比べフレームが2㎜厚くなっているので飛びに関しては問題ないでしょう。 ▼合わせて読みたい 300g以上だとちょっと振りにくいなぁなんて方は100Lがオススメ。 280gかつバランスポイントが335㎜なので遠心力で簡単にボールを飛ばすことができます。 特にこのスペックは女性の方にも一押しのスペックですね。 いわゆるデカラケ。 初心者や力不足の方にオススメのスペックですね。 (僕個人的にはここまでフェイスがでかいと振り抜きが悪くなるので、あんまりデカラケは得意ではない、、、) ▼合わせて読みたい >>【スピン自動化】ポリツアーレブ のインプレ・評価・レビュー【ヨネックス】 スポンサードサーチ【YONEX】VCORE PROとは?
ボックス形状でしなりが特徴
VCORE PROのテクノロジー
FlexCon System(フレックスコンシステム)
2G-Namd Flex Force(ツージーエヌアムド フレックスフォース)
FLEX FUSE(フレックスフューズ)
VDM(振動吸収素材)
ISOMETRIC(アイソメトリック)
前作との変更点
新スペックVCORE PRO97Dの登場
VCORE PROのスペック一覧
VCORE PRO97(16×19)
フェイス面積 97inch² 全長 27inch フレーム厚 21.0-21.0-21.0(mm) 素材 高弾性カーボン+フレックスフューズ+2G-Namd Flex Force+VDM サイズ G2・3(平均310g) バランスポイント 平均310(mm) ストリングパターン 16×19(本) 推奨張力 45-60(lbs) VCORE PRO97 D(18×20)
フェイス面積 97inch² 全長 27inch フレーム厚 21.0-21.0-21.0(mm) 素材 高弾性カーボン+フレックスフューズ+2G-Namd Flex Force+VDM サイズ G2・3(平均320g) バランスポイント 平均310(mm) ストリングパターン 18×20(本) VCORE PRO100
フェイス面積 100inch² 全長 27inch フレーム厚 23.0-23.0-23.0(mm) 素材 高弾性カーボン+フレックスフューズ+2G-Namd Flex Force+VDM サイズ G1・2・3(平均300g) バランスポイント 平均320(mm) ストリングパターン 16×19(本) 推奨張力 45-60(lbs) VCORE PRO100L
フェイス面積 100inch² 全長 27inch フレーム厚 23.0-23.0-23.0(mm) 素材 高弾性カーボン+フレックスフューズ+2G-Namd Flex Force+VDM サイズ G1・2(平均280g) バランスポイント 平均335(mm) ストリングパターン 16×19(本) 推奨張力 40-55(lbs) VCORE PRO104
フェイス面積 104inch² 全長 27inch フレーム厚 22.0-22.0-22.0(mm) 素材 高弾性カーボン+フレックスフューズ+2G-Namd Flex Force+VDM サイズ G1・2・3(平均290g) バランスポイント 平均325(mm) ストリングパターン 16×19(本) 推奨張力 40-60(lbs) VCORE PRO2021のレビュー
僕はまだ試打できてないので何とも言えないですが、ぬいさんぽさんのインプレ動画が一番分かりやすいです。
まとめるとこんな感じですかね。
やはり今作の方が比較的に飛ぶらしい。特に100に関しては初心者でも十分扱いやすい機種になっていますね。
そしで18×20のDモデルですが、自分から触れなければ飛ばないもののハードヒッターにとってはかなり良いスペック。
ボールを潰してなんぼのスペックでした。
>>【丸わかり】YONEX「VCORE PRO100 2021」をインプレ。感想と評価【レビュー】
柔らかい打感でフラットドライブ系の球を打ちたい方にオススメ
VCORE PRO2021は柔らかい打感が好きで、フラットドライブ系の球を打ちたい方におすすめのスペック。
97や100、18×20など色々ジャンルがあるのでぜひ参考にしてください!
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ちなみにもう少し火力が欲しい、硬めの打感が好きな人はYONEXのEZONEとVCOREシリーズがオススメです
▼合わせて読みたい
【丸わかり】YONEX EZONE100 2022 インプレ・評価【テニスラケット試打シリーズ】
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