このような疑問を解消します。
- 男子テニスで両手バックハンドが得意なプロ一覧
- 共通項は面を合わせるのが上手い
- コツはボールを真っすぐ運ぶ事
- 上手い人の両手バックハンドは見ておいて損は無い
「プロで両手バックハンドが上手い人を教えて!」
現代でこそ主流になった両手バックハンド。
昔は片手バックが主流でしたが現代となってはバックは両手の方が一般的になり、むしろプロでもバックハンドの方が武器である選手も増えてきましたよね。
そこで今回は男子テニスで両手バックハンドが上手いプロを紹介。特徴やフォームも合わせて解説します。
なおこの記事では威力・フォーム・安定感などを考慮して、僕が独断と偏見でセレクトしましたのでご了承ください。
それでは見ていきましょう。
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【【【 】】】Contents
【独断と偏見】男子テニスで両手バックハンドが得意なプロ一覧
個人的に両手バックハンドが武器なプロは以下の人たちです。
- 錦織圭
- ダニエル・メドベージェフ
- 西岡良仁
- アレクサンダー・ズべレフ
- ブノワ・ペール
- アンドレ・アガシ
- ヤニック・シナ―
- ディエゴ・シュワルツマン
- アンディマレー
- ノバク・ジョコビッチ
一人ずつ選手の特徴やバックハンドについて触れていきます。
錦織圭
はい、出オチですがまずは我らが錦織大先生ですね。
これに関しては誰も反論する人もいないでしょう。本人もインタビューで「俺はバックの方が好きだからなぁ」と言っていましたし。
彼のバックハンドは世界トップクラスで
- フラット系のダウンザライン
- スピン系のショートアングル
- オープンスタンス時のディフェンス、、、
などなど色々細かい事ができます。特にダウンザラインは錦織の代名詞ですね。
フォームもカッコ良いし、僕も錦織のフォームを参考にして両手バックハンドは上達させました。
文句なしの選出です。
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ダニエル・メドベージェフ
二人目はダニエル・メドベージェフ。彼の両手バックハンドはちょっと特殊で、とにかくシコくディフェンシブなショットという事で選出しました。
普通に強打できるけど基本的には弾道の低いフラット系の球で延々と返す。
特にボールへの面の当て方がかなり上手いのでミスる事も少なく、安心感がこの上ないです。
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西岡良仁
3人目は西岡良仁。これに関しては個人の意見もかなり混じっていますし錦織に霞んで見えますが、西岡のバックハンドもかなりトップレベルかと。
西岡のプレーはフォアがスピン系の球でバックハンドがかなりフラットで、その球質の違いが相手からしたら結構嫌なポイントになります。
試合を見ているとバックハンドの方がやはり球が鋭く、エースも取っている印象があるので今回選出してみました(あとどっかで本人がバックハンドの方が得意みたいな事を言っていた気がする、、)
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A・ズべレフ
4人目はアレクサンダー・ズべレフ。こちらは世界で最も美しい両手バックのフォームなのではと思ったり。
球質は若干スピン系ですが威力は十分。フォアも十分打てるのにバックハンドも遜色ないですからね。後イケメンだし。
特にズべレフと言えばバックハンドの踏み込んだ時にかなり重心を落すイメージがあり、それもあってフォームも一番参考になる選手です。
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ブノワ・ペール
5人目はフランスの怪人ことブノワ・ペール。この選手はフォームが綺麗とかではないですが、とにかくマンぶりで火力があります。
ペールと言えばドロップショットとバックハンド。特に彼の両手バックはかなりスピン系ですが、スイングスピードが速く威力が高い。
特に地元全仏だと相性抜群で、フランス民の声援もあってか強化されますね。2019年の全仏4回戦の錦織対ペールは見てて面白かった。
しかしペールは地元全仏では声援もあり強くなりますが、フォアが浅いのとドロップショット使いすぎなのとメンタルが弱いのでチョット残念な部分も。
アンドレ・アガシ
6人目は少し前の世代ですがアンドレ・アガシを選出。当時で言えば世界一の両手バックだったのではないかと。
アガシの両手バックはフラット系で、かなり鋭い球を打っていました(2000年代の試合をYouTubeで見てみると分かります)。
当時は片手バックがまだ多かった世代で、ストロークテニスの先駆けを作った一人とも言えるでしょう。
ヤニック・シナ―
7人目はイタリアの若手ヤニックシナ―。彼はフォアハンドも強力ですが、両手バックもかなり威力があります。
ズべレフ同様フォアハンドもバックハンドも打てる才能ある選手。線は少し細いけれどややスピン系の攻撃的な両手バックが特徴的ですね。
堅さは少し欠けるものの、中でもバックハンドの順クロスはかなり綺麗です。
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ディエゴ・シュワルツマン
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8人目はアルゼンチン出身のディエゴ・シュワルツマン。彼は身長が170㎝以下と小柄ですが、そのフットワークとディフェンス力でトップで活躍しています。
また彼の両手バックハンドもスピン系の球でかなり安定していますね。守備範囲も広く素早いのでかなりボールが返ってくる。
シュワルツマンのバックは安定感、威力、フォームどれにおいても優秀だと言えます。
アンディマレー
9人目はBig4の一角アンディマレー。彼の両手バックハンドも鋭く鋭角なフラット系のショットで、それで安定感もあるため選出しました。
これはテニスファンの間では結構有名ではないでしょうか?
マレーのバックも世界トップクラスと呼ばれていて、ロブやアングルなど多彩な球が打てるのが特徴的。
間違いなくマレーの一番の武器は安定したフラット系の両手バックです。
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ノバク・ジョコビッチ
最後はお馴染みのテニス星人、ノバクジョコビッチ。これに関しては最早異論を唱える人はいないでしょう。
少しグリップは厚く握っていてスピン系の球ですが、まぁとにかく堅いですよね。ジョコビッチのバック側に打ったら無限に球が返ってきそう。
ジョコビッチと言えばバックハンドのリターンと、どのサーフェスでも滑りながら打つオープンスタンスのディフェンシブショットが特徴。対戦した相手が言うには「鉄壁」だそうですね。
世界一の両手バックハンドと言っても過言ではないので堂々の選出でした。
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どれも共通しているのは面に合わせるのが上手い
ここまで両手バックハンドが武器な選手を紹介してきましたが、どの選手にも共通して言える事は
「面を合わせる能力が高い」
という事。
擦るのではなく、とにかく真っすぐボールを押し切っているのが特徴です。特に画像のジョコビッチのフォロースルーなんかもはや面が上向いてますからね。
と言うのもフォアハンドは比較的バックハンドよりもグリップが厚い人が多く、打点が近くなる場合がほとんどだから。
それに比べ両手バックハンドは基本的には利き手が包丁握りで、逆の手がイースタンorセミウエスタンくらいの人が多いはず。
そうなると打点もフォアに比べて前になりますし、両手で押し切る必要があるんですね。
それ故フォアよりもボールを押し切るというか、前に運ぶイメージをより一層強く持つ必要があります。
コツは真っすぐボールを運ぶこと
両手バックが得意な選手から盗むべきポイントがあるとすれば、やはり真っすぐボールを押し切る事ですね。
片手バックに比べると両手バックの方が安定感が増しますし、両手でカバーできるので。
両手バックが上手くいかないなぁ、なんて方はフォロースルーでとにかく真っすぐボールを押し切ることをイメージしてみてください。
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【【【 】】】上手い人の両手バックハンドは見ておいて損はありません
今回は両手バックが得意なプロとその共通点について触れてきましたが、上手い人のプレーは見ておいて損はありません。
と言うのも
- フォーム
- ボールの配球
- ボールへの入り方、、、
などなど見ておくだけで無意識のうちにインプットできますので。
特に初心者やテニス歴が浅い方、フォームが定まっていない方は好きなプロの真似するだけでも上手くなったりします(逆にテニス歴が長い人や自分の型がある人は注意)。
ちなみにATPツアーの試合はWOWOWで基本的に網羅できます。グランドスラム生配信や過去の名試合、またスマホでの見逃し配信など色々見れますのでぜひ参考に。
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