こんな疑問を解決します。
【ウィルソン】PROSTAFFv13の基本情報
【ウィルソン】 PROSTAFFv13の変更点
PROSTAFFv13の口コミ評価+インプレッション
「2021年モデルのPROSTAFFv13ってどうなんだろう?」
今回の記事ではWilsonのPROSTAFFv13についてがっつり解説。
スペックや特徴・更に変更点など、この1記事で分かるようまとめてみました。
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結論から申し上げますと、変更点は以下の点ですね。
PROSTAFFは総じて飛びが抑えめでクセのないオールラウンドなラケット。
コントロール重視の方やフェデラーのラケットを使いたい方にオススメですよ。
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【【【 】】】Contents
【ウィルソン】PROSTAFFv13の基本情報
▼PROSTAFFの基本情報&スペック
重さ | フェイス | ストリングパターン | フレーム厚 | 長さ | バランスポイント | |
---|---|---|---|---|---|---|
RF97 | 340g | 97 | 16×19 | 21.5㎜ | 27 | 305㎜ |
97 | 315g | 97 | 16×19 | 21.5㎜ | 27 | 310㎜ |
97L | 290g | 97 | 16×19 | 23㎜ | 27 | 325㎜ |
97UL | 270g | 97 | 16×19 | 23㎜ | 27 | 323㎜ |
基本的にこんな感じ。
各スペックで大きな変更は無く、v11と基本的には同じですね。
特にRF97に関しては性能もほぼ同じで若干フレックスが2019モデルよりも硬くなったかな、という印象。
しかし他の97/97L/97ULに関してはRFの軽量モデル、という事でカキーンとという打球感かありました。
そこでウィルソンはv13を開発するにあたってアンケートを取ったところ
- 初期のプロスタッフv1.0の打球感が欲しい
- トップの部分で打った時の安定感が欲しい
- 軽量モデルでもRF97のような打感が味わいたい
このような意見が多かったのだとか。
そこで次にv13の変更点と特徴についてお話しようと思います。
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【ウィルソン】 PROSTAFFv13の変更点と特徴
先ほど述べたようにこれらが主な変更点。
ハッシュタグが「13代目の原点進化」とあるように
- PROSTAFFv1.0をイメージさせるようなデザイン
- 新しいカーボンの編み方「BRAID45」を搭載した気持ちの良い打感
- RFはフェデラーのカムバック&好調の年だった2017年モデルへの回帰
過去作のデザインや伝統を踏襲しつつも新しく進化を遂げています。
まずはデザインから紹介しますね。
PROSTAFFv13のデザイン
デザインに関しては
- 「PROSTAFF」の文字のデザイン
- エンドキャップの形状とカラーリング
- 黄×赤の2本線(RFはシルバー×グレー)
- フレームトップ部分のカーボンが見えるように
これらの点が変化しました。
「PROSTAFF」の文字のデザイン
上が過去作で下のラケットがニューモデルですね。
今までは「PROSTAFF」が横長だったのですが今回からは割と普通の文字になりました。
エンドキャップの形状とカラーリング
▼左が新しいエルゴキャップで右が従来のキャップ
今までエンドキャップは右のような赤×白で角張のあるキャップでした。
しかし97/97L/97ULではBLADE・ULTRA・CLASH同様、丸みを帯びた左のエルゴキャップに変更。カラーも赤×黒になっています。
しかしRF97でフェデラーは黒とシルバー以外の色は入れたくないと「UNCONTAMINATED DESIGN」を好み、何と真っ黒に。
これはWilsonとも意見がぶつかったらしく、Wilsonとしては「企業カラーの赤は絶対入れるべき」と主張。
しかし最終的にフェデラーの意見を採用することになり、真っ黒かつRF97 v13はキャップの形状が角張ったまま。
さすがフェデラーらしい拘りです。
黄×赤の2本線(RFはシルバー×グレー)
画像のように新しいPROSTAFFでは黄×赤(RFはシルバー×グレー)のラインが入りました。
これはサンプラスが使用していた初代プロスタッフ85のデザインを想像させるデザイン。
しかしフェデラーは黄×赤のデザインを好まず、RF97ではシルバー×グレーのラインとなっていますね。
エラスティックペイントコーティング
コーティングは外見はあまりわかりませんが、ベルベット・ペイントコーティングからエラスティック・ペイントコーティングに変わりました。
ベルベットはどちらかといえばサラッとしつつもマットでしっとりしたさわり心地。
PROSTAFFv13ではブレードと同じく、よりサラサラになりましたね(触り済み)。
ストリングパターンが上部に細かくなった
v13ではガットが面の上部で細かくなっています。
というのも現代テニスではラケットのど真ん中よりも若干上で打つ人が増えてきて
「上部でボールをとらえたときのパワーが欲しい」
という現代のニーズに答えた結果、このように上部のストリングパターンが細かくなりました。
フレームトップ部分のカーボンが見えるように
今まではWilson独特の横の出っ張り(PWS)の部分がフランチャイズカラーでした。
しかし今作からULTRA・BLADE・CLASH同様トップの部分が変更し、PROSTAFFの場合は次に説明する「ブレード45」という新しいカーボンの編み方が目に見えるように。
「上部の部分だけ素材が違う」という訳では無く、エラスティックペイントコーティングが加工されずに中身が見えるという事です。
要するに中身は全部同じってことですね。
こちらはその名の通りBLADEでも採用されている編み方でして、次に詳しく説明します。
「BRAID45」で包み込むような打感に
「ブレード45って何?」
こう思われる方もいると思います。ざっくりと説明すると
「WilsonがPROSTAFF独特の打感を追求するために開発したカーボンの編み方」
です。こちらは97/97L/97ULに搭載されていて、RF97は普通の編み方です。
ラケットがよりたわむ(横に変形する) 一度ボールを包み込んで吐き出すような気持ち良さ まるでラケットが呼吸するようなポケッティングフィーリングが楽しめる
こんな感じ。BLADEシリーズでも搭載されているカーボンテクノロジーですね。
軽量モデルでもRFや過去のモデルのような「あの」打感が欲しい!というユーザーのために開発されたカーボンの編み方です。
ブレード45が搭載されることによってラケットが横にたわみ、包み込むような気持ち良さが楽しめます。
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PROSTAFF RF97に関してはv11のスペックに戻った
そしてRFに関しては特にこれといった変更点が無く進化したと言うよりも
「v11に戻った」
と説明するのが正しいでしょう。
というのもフェデラーは2018~2019年にグランドスラムタイトルを取っておらず、2017年と比較すると成績も落ちました(それでもかなりすごいけど)。
そこでフェデラーのチームは2017年のカムバックに役立ったあのv11に戻したい、と再び性能を戻すことに。
RFに関しては以下の記事で詳しく解説しているので、こちらもぜひ参考に。
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【【【 】】】PROSTAFFv13の口コミ評価+レビュー
▲PROSTAFFRF97を使用する僕
お次はPROSTAFFv13の口コミ評価+レビュー。
各スペックごとに分けて紹介します。
一般的なPROSTAFFの特徴と言えば
- 打感はちょっと硬め
- コントロール重視でラケットアシストが少ない
- 飛びは抑えられておりオールラウンドなラケット
こんなところ。
他にも「黒×黒で他のラケットにはないカッコ良さと洗練さがある」
とデザイン面でかなり評価を得ています。
PROSTAFF RF97
スライスの伸びが異常 あまり飛ばないので振っていける人にはオススメ 340gではあるもののトップライトなので全然振れる
現在自分もプロスタッフRF97を使用しており、v11ではあるもののあまり変わりはないのでレビュー。
率直に思ったことは
「良くも悪くもクセのないラケットだな」
という事。
というのも僕は前作BURN95cvを使用しており、どうしてもラケットパワーのある機種を使っていたのでかなり飛びは抑えめに感じました。
しかし340gには全然感じず、ちゃんと振って面に当てれば威力は十分に出る良いラケットです。
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【1記事で理解】プロスタッフ(PROSTAFF)RF97の評価+レビュー
PROSTAFF97
やはりRFだと340という事もあって扱いにくく、かといって軽量モデルにもしたくない人が多くて一番人気のスペックですね。
そんな中この普通のPROSTAFFでは打感が気持ちいいとの声が多かった。
それと今までPROSTAFFといえば「飛ばない」という意見が多数ですが、今作では以外にもボールが飛ぶという人もいました。
【#prostaff97 V13.0】
売れ行き超好調のプロスタ97!前作モデルよりも抜けるミスが減ってドカン!!ってうち抜ける印象になりました👍
前作もそうでしたが「想像以上に飛ぶ」が、ボールを引っ叩くように「バチン」と打ち抜くとグイッと球が沈みます
いい意味で2010年代の薄ラケっぽい打感!良き! pic.twitter.com/9gw3doHA0x
— ぺんてぃ@ラケットラボ (@racket_labo) September 22, 2020
#13代目の原点進化#Prostaff97 v13
フラット系の球は気持ちよく飛んでいく。また、コントロールしやすく自分のイメージに近い球が打てる。ボレーは球持ちが良い感じで、めちゃくちゃ打ちやすい。サーブは相変わらずの振り抜きの良さ。昔使ってた95tourDBと似てるかな🤔テニスの楽しさが増えました😊 pic.twitter.com/Ab4YexqCD6— monkeyneko (@monkeyneko) October 4, 2020
過去のプロスタッフに加え新しくブレード45の影響もあってかなり打感に変化があったみたい。
女性でも多少筋力があれば315も使えそうです。
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PROSTAFF97L・UL
PROSTAFFの軽量モデル 意外とプロスタッフだけど柔らかく感じる トップヘビーかつ300g未満で女性でもブンブン振れる 軽量モデルでもケブラーや素材がしっかりしているので押し負けない
そして軽量モデルのL・UL。
これらに関してはブレード45のポケッティングフィーリングで、硬めのプロスタッフでも意外と柔らかいと感じる人もいるみたい。
PROSTAFF97Lに関しては男性でもトップヘビーが好きな方なら十分使えますし(友達で使ってた人がいた)、ULは270gなので
「あまり力はないけどPROSTAFFを使いたい!」
「トップヘビーのラケットでプレーしたい!」
という方にオススメ。ウィルソン道場さんによれば、Lシリーズは男性にも支持を得ているそうです。
今まではどうしても軽量モデルは315や340のようなバシッとした打感が出せませんでした。
しかし今作からは新カーボンの素材や性能が大きく進化したので、軽量モデルでも十分に戦えるラケットではあります。
PROSTAFFv13のまとめ
PROSTAFFv13は数あるラケットの中でもクセが少なく、オールラウンドなラケットです。
自分でしっかり振りぬいてボールを潰せばパワーとコントロールどちらも得られますし、サーブ&ボレーヤーにもオススメ。
13代目の原点進化、ぜひお試しあれ!
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