【ほぼ起こりません】心配性や不安の改善策とは?【見たら安心】

心理学
心配性の人
心配性の人
もし○○だったらどうしよう、、、

こんな風に、つい心配したり不安を感じてしまう!という人の悩みに答えます。

今回は心配性や不安の改善策について。

現代でも不安障害など、精神的な病気が広まりつつあります。

「仕事で失敗した、、、クビになったらどうしよう、、、」

「友達に迷惑をかけちゃった、、、、絶交したらどうしよう、、、」

このように誰もが一度は不安を感じたことがあるでしょう。

現代では不安から鬱を発症する人もいるみたいで、かなり問題になりつつあります。

僕もどちらかと言えば不安を感じやすい体質で、気持ちは痛いほど分かります。

しかし軽く結論から紹介すると、

配事はほぼ起こらないことが研究で分かっています。

この点に関しては後で研究も紹介しようかと。

不安を感じやすい人はぜひ参考にしてください。

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【【【 】】】

不安や心配は重要な機能

電球

前提として、実は不安や心配は我々人間にとって重要な機能なんです。

みなさんは恐らく、不安や心配に対して悪いイメージを持っている方が多いかと。

ですがこれは間違い。

理由は人間は不安や心配がなければ生き延びられなかったからです。

時代は狩猟採集時代まで遡ります。

当時は食べ物も手に入るかわからず、いつ敵に襲われるか分からない不確実性の多い時代でした。

そんな時代で培った機能が、まさに「不安」を感じる機能。

このおかげで我々の祖先は常に迫りくる敵から身を守っていました。

「今後ろで物音がしたぞ、、、!敵か?それとも味方か、、、?」

不安のおかげで注意できたわけです。

もし不安や心配が無かったらあっさりと人は動物に襲われて絶滅していたでしょう。

現代でも不安は重要な機能で

「今日は雨が降るといけないから、傘を持っていこう、、、」

「プレゼンに失敗したらどうしよう、、、、もう一回だけ確認しよう!」

このように、我々は起こりうる問題に対策ができるわけですね。

またネガティブ思考にはメリットがあり、ポジティブ思考には逆にデメリットがあることが分かっています。

ネガティブを生かしたい!なんて人は詳しくはこちらの記事をご覧ください。

心配は85%の確率で起こらないか、97%の確率で何とかなる

冒頭に軽く述べたように、実は不安の97%は何とかなるという面白い研究があるので紹介します。

これ2012年にロバート・リーヒさんの「The Worry Cure: Stop worrying and start living 」という研究で明らかになりました。

被験者に現在抱えている不安や心配などを調査し、その後実際にどのような展開になったかを研究したものです。

そこで分かった面白い事実がこちら。

✔研究のポイント

38%の人は常に悩みを抱えている

85%の確率で恐れている事態にはならなかった上、ポジティブな展開に発展した

起こったとして79%の確率で解決できてしまった

38%の人は不安を感じているみたいで、別に自分だけじゃないんですね。

更に

ほぼ心配や不安は起こらない事が判明。

なんとその上思っていたよりもいい展開になったんだとか。

 

85%は結構な高確率なので、僕自身もありがたく感じてます(笑)

しかし、これを聞くと安心する一方「15%の確率で起こるじゃないか!」

こんな風に感じる人もいるかと。

でもご安心を。

なんと79%の確率で解決できちゃいます。

一度やり始めたら案外簡単に終わった場合をよく聞きますが、問題が起こって具体的になると行動力が増すのでしょう。

人間の力も舐めたもんじゃないですね(笑)

ここで、問題が何とかなる確率を場合分けして求めてみると、

0.85+0.15×0.79≒0.97

よって確率論的には心配事や不安はほとんど大丈夫なんです。

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【【【 】】】

心配や不安の改善策とは?

ノート

ほぼ心配は何とかなるよ!と言われてもやはり心配するのが人間の性。

そこで今回紹介するのは「プリコミットメント」と呼ばれる改善策。

これは、予想される問題に前もって策を考えておく

という方法です。

先ほども述べましたが、不安は重要な機能。

これが無ければ我々は無鉄砲に行動して数多く失敗を重ねてしまいます。

さらに日本人は人種的にも不安を感じる遺伝子が多い のだとか。

そのため日本人は不安を利用し、しっかりと対策を練って成功を収めるパターンが多いようです。

では、プリコミットメントを用いた簡単な例を紹介してみます。

不安や心配性の対策:具体例

「明日朝に重要な会議がある。遅刻したらどうしよう、、、俺のクビが飛ぶかもしれない、、、」

よくあるパターンですよね。

ここで起こりうる問題を書き並べます。

✔起こりうる問題

  • 寝坊する
  • 朝の準備がドタバタする
  • 電車に乗れず遅れる

こんなところでしょうか。

どれも日常で起こるシチュエーション。

これらの対策をそれぞれ事前に考えます。

✔対策

  • 寝坊を防ぐには、アラームをちゃんと設定して早めに寝る
  • 朝の準備をスムーズにできるように、前日の夜までに荷物をまとめておく
  • 電車に遅れないよう、前もって時間を調べておく

このように事前に対策を考えれば、問題が起こったとしてもスムーズに行動できます。

ポジティブ思考のデメリットに関してはこちらの記事をご覧ください。

不安に強いメンタルを作りたい方はこちら

ここまで不安や心配性が起こる確率や、具体的な改善策を紹介しました。

実は他にも改善策があります。

それはズバリ瞑想です。

瞑想にはストレスの減少だけでなく、不安への抵抗も付くことがメリットとして挙げられます。

スポーツ選手や起業家が瞑想を日課に入れているように、瞑想はメンタルを強くするのにオススメです。

そこで以下の記事では

瞑想のメリット

瞑想の具体的な方法

これらを紹介しているので、ぜひ参考にしてください。

最後まで読んでいただきありがとうございました!