「終わり良ければ全て良し」と感じてしまうことが実際に証明されてた

使いやすい心理学

今回の話は人間のバイアスについて書いていこうと思います。実際に諺で「終わり良ければ全て良し」なんてものがありますが、

なんとこれに似たことが実際に証明されていておもろいなと感じました。案外諺も正しいことってあるんですねぇ

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ピークエンドの法則

実際に諺に似た効果がこちら。ピークエンドの法則と呼ばれている法則でございます。

どんなものかというと

人は物事を最もインパクトが大きかった点と最後の終わり方で判断する

というものです

実験はドナルド・レデルマイヤーさんとダニエルカーネマンさんの調査で証明されております

どんな実験かというと、現在は検査時に軽い麻酔を使うことが多い大腸菌内視鏡検査をそれぞれ二グループに分けて被験者に受けてもらい、実験中に痛いかどうかと終わった後に全体的にどうだったかを聞いたんですね。

要するに経験する自己憶する自己での違いはないのか調べたものになっております

上のグラフはそれぞれの被験者が受けた検査の苦痛と時間を表しています。グラフの作り方が全く分からなかったので雑ですが大体こんな感じとなっていました

ここでの違いが痛いまま実験を終わるか楽に終わるかという点で比較されていて、

結果が面白いことに被験者Aのほとんどの人々はかなり実験に対して悪い評価を付け

被験者Bの人たちはたいして苦痛ではなかったと答える人が多かったんです。

普通苦痛の量が多く時間の長いBの人たちのほうがキツそうなイメージもありますがなんとも意外な結果となりました

この実験から

  • ピークエンドの法則
  • 持続時間の無視

が判断の原因であると研究者たちは考えていて、この他にも電気ショックや氷水の中に手を入れるなど同類の実験をしたようですがやはり似たような結果であったそうです。また終わった後から判断する際に経験した時間も私たちは無視しがちであることも研究から理解できるかと思います

経験する自己と記憶する自己の違い

この実験から経験している時と終わった後では私たちの考え方や判断はかなり異なってしまうということが言えると思います。

せっかくいい休暇を過ごしていたのに終わりのほうで事故にあって台無し、とか面白い映画だったのにオチがつまらなかったなど身の回りにも実験と似たケースもたくさんあり皆さんも一度は経験したことがあるかと思いますが、このせいで人間は正しい判断を下せない場合があるのでぜひ注意してください。でも皆さんがこのようなケースに遭遇した時にそういえば人間ってピーク時と終わりの時で判断しがちだなーと思い出すだけでも冷静で客観的になれるのでどっか頭の片隅にでも置いといてもらえれば幸いでございます。

(参考文献:ファスト&スロー下 あなたの意志はどのように決まるか?著 ダニエルカーネマン )

ファスト&スロー(下) あなたの意思はどのように決まるか? (ハヤカワ文庫NF ハヤカワ・ノンフィクション文庫) [ ダニエル・カーネマン ]

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感想(2件)

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おわりに

今回は人間のバイアスについて実権を紹介してみましたがいかがだったでしょうか?

この知識が皆さんの生活のどこかで少しでも役に立てたら嬉しいです。

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