このような疑問を解消します。
- ラファエル・ナダルのクレーコートでの戦績
- ナダルがクレーコートが得意であると言われる理由
- ローランギャロスの土と相性が良い
- その他クレーコートが得意な選手
- ローランギャロスのナダルはチートでした
「ナダルってなんであんなクレーコートで強いの?」
言わずと知れた土魔神ラファエル・ナダル。
クレーコートで圧倒的な勝率を誇り、特にローランギャロスでは14回優勝するという意味の分からない記録を叩き出しています。
そこで今回はナダルがクレーで強い理由を考察。戦績も含めて解説しますね。
結論をお話しておくと、ナダルがクレーで強い理由はサーフェスの特徴とプレースタイルの互換性が高いから。
- ボールが跳ねやすいのでスピンボールが効く
- 球足が遅くなってラリーに持ち込むことができる
- 「土のナダル」というジンクスで相手にプレッシャーがかかる
こんな特徴からクレーではナダル無双であると言われていますね。その他「土のナダル」というジンクスからも対戦相手は相当プレッシャーを感じると思います。
このように今回は土ナダルがなぜ強いか考察していくので、ぜひ参考にしてください。
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【【【 】】】Contents
ラファエル・ナダルのクレーコートでの戦績
- 全仏14勝(2022年全仏も優勝しました)
- マスターズ32勝
- クレーコート81連勝
- モンテカルロマスターズ46連勝などなど、、、、
※他にも色々記録があるんでしょうけど、多すぎてめんどくさいので書くの止めます
もはやチート。笑
僕もこの記事を苦笑いで書いていていましたが、意味の分からない記録ばかり樹立しています。それも今後誰にも打ち破られないであろう記録を。
まず全仏に19歳で初出場して初優勝。そこから一年に一度しかない大会で13回優勝するって、、、
他の選手は涙目でしょうね。ナダルさえいなければ生涯グランドスラム(4大大会全てで優勝すること)を達成する選手も多かったでしょう。
別にハードや芝でも弱くない
しかもずるいのは別にその他のサーフェスでも弱くないんですよね。
ハードコートならまだしも、一見スピン系の球を使うナダルのプレースタイルと相性悪そうな芝でさえナダルは強い。
ウィンブルドンも優勝したことがありますし、ナダルはスピン系の球だけでなく元々の球質がフラット系ですので芝での戦い方も上手です。
「ただでさえタフでテニス星人なのに土になった瞬間更にバケモノになる」
こう表すのが正解でしょう。
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ナダルがクレーコートが得意であると言われる理由
引用:https://www.japantimes.co.jp/sports/2022/05/30/tennis/nadal-djokovic-french-open/
ではなぜナダルは土でそんなにも強さを発揮するのでしょうか。
その理由は冒頭でも述べた通り
- ボールが跳ねやすくスピンボールが効くから
- 球足が遅くなってラリーに持ち込むことができるから
- 「土のナダル」というジンクスで相手にプレッシャーがかかるから
これらの理由があるから。
1つずつ詳しく解説していきます。
ボールが跳ねやすくスピンボールが効くから
まず一番ナダルが強化される理由としてはスピンアシストがかかるからですね。
クレーコートは他サーフェスよりも跳ねやすく、球の軌道が高くなりがち。
ナダルはウインドミルのスイングでスピンボールを多用しますので、攻められにくなります。
テレビで試合を見るとめちゃくちゃボールが跳ねてるのが分かりますよ。 ナダルのボールだとサービスラインに落ちてもエンドラインを優に超しますし、ビッグサーバーのキックサーブとかどんだけ跳ねてるの?って感じ。 だからこそクレーコートではナダルだけでなく、スピン系の選手が全体的に強化されます
ナダルのラケットもスピンアシストに特化した機種
Le récap d’un journée mémorable 👇#RolandGarros
— Roland-Garros (@rolandgarros) June 1, 2022
そもそも彼の使っているバボラのピュアアエロ自体、スピンアシストが高い事で有名です。
黄金スペックもありますし、特にこだわりが無ければとりあえず使っておけばボールが入るので初心者とかにはオススメ。別に初心者でなくとも上級者でも扱えます。
現在は ピュアアエロ ラファというナダルのシグネチャーモデルを使用して、デザインもおしゃれです▼
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球足が遅くなってラリーに持ち込むことができるから
そして2点目は球足が遅くなってラリー戦に持ち込めるという点ですね。
ナダルはフェデラーやチリッチなどラリーのテンポが速い選手ではなく、じっくりとラリーをして組み立てる選手なのでクレーコートと相性が良くなります。
他サーフェスなら決まる球も遅くなってナダルがカバーできてしまうのがポイント。 ただでさえコートカバーの範囲がエグイのに、更に補正が掛かるという。昔のナダルとかめちゃくちゃ走ってましたからね。無限にボールを返してました。 通常プレーヤ―の10倍は走っていると前に解説者が言ってました、、、恐ろしい。
逆にその点で言えばフェデラーみたくテンポが速い選手は不利になりますね。
彼の戦績的にもクレーコートが一番成果を出せていませんし(十分凄いしナダルのせいもあるけど)、普段決まる球が返ってきますし。
土のナダルに勝つならば通常よりもタフな試合を乗り越えなければならないでしょう。
そしてナダルはフラット系の球も打てるのが鬼畜
またナダルのフォアハンドはただ上に振り上げるスイングを「意図的に」使っているだけで、元のグリップは薄いんですよね。
それ故スピンボールしか打てない訳は無く、甘くなったら容赦なくフラット気味のマワリコンデフォアを炸裂するという。
そりゃずるいわ。
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「土のナダル」というジンクスで相手にプレッシャーがかかるから
そして3点目はジンクスですね。もはや「土のナダル」というだけでかなり対戦相手にはプレッシャーがかかるはずです。
ここで皆さん考えてください。
- 対戦相手は大会13回優勝したことのある超タフな選手
- ボールをとにかく返し、メンタルも鬼強い
- スピン系のボールで中々攻められない
こんな相手が来たらどうですか?恐らく通常よりもプレッシャーを感じますよね。
ちなみに数多くの選手がインタビューで「土のナダルと試合をすることはテニスにおいて最大のチャレンジである」と口を揃えて言うそうです。
上記の2つの理由もあって、対戦相手は自分から攻めなければいけないと焦る場面も多いですね。
それで自らリスキーな球を打って自滅。じわじわと沼にハマって敗れた選手は数知れず、、、。
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【【【 】】】ローランギャロスの土と相性が良い
引用:https://www.rolandgarros.com/en-us/article/roland-garros-2018-unstoppable-rafael-nadal-11th-title
中でもナダルは全仏の会場であるローランギャロスで無双していますが、
「球足が遅くボールが跳ねやすい」
という特徴があるんです。もうナダルの為の会場としか思えない。
モンテカルロやジュネーブ、マドリッドなどクレーの大会は数多くあります。中でもローランギャロスは球足が遅く跳ねるんだとか。 またローランギャロスはそこそこ緯度が高く、比較的寒い気候になります。 それ故ボールが固まって飛ばない点も大きく影響していますね。
流石「赤土に愛された男」と言われるだけある。元々ナダルのステータスが異常なのに強化アップデートが入ったらどうしようもないわな、、、
その他クレーコートが得意そうな選手(独断と偏見)
ナダルの他個人的にクレーコートが得意そうな選手を挙げると
- 錦織圭
- ガリン
- ルード
- ズべレフ
- ティエム
- チチパス
- フェレール
- ワウリンカ
- ジョコビッチ(※もはや言うまでもない)
- シュワルツマン、、、、
などなど挙げたらきりがないですが、全体的にスピナーやパワー系の選手が多い気がしますね。われらが錦織圭もクレーでの勝率が高いですし。
またスペイン出身の選手は環境的にクレーコートが多いので、割と強いのでは?と思ったり。
カレーニョブスタや最近出てきたアルカラスも得意そうですね。
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【【【 】】】結論:土のナダルはバケモノ
引用:https://www.newsbytesapp.com/news/sports/rafael-nadal-s-incredible-records-on-clay-courts/story
結論、土のナダルはバケモノです。
丁度この記事を書いている2022年6月1日にナダルVSジョコビッチの試合がありましたけど、3-1でナダルが2021年のリベンジを果たしましたし。
毎回「ナダルはもうキツイ」とか言われつつも、戦略を駆使して戦う姿は本当にカッコ良すぎますね。
実際全盛期よりも走力やスピン量、安定感は歳のせいもあって落ちるのはしょうがない。
しかし昔のナダルなら考えられなかったサーブ&ボレーを増やしたり、スピン一辺倒でなく高速テニスも取り入れたり、とテニスの形を変えているのが分かります。
今もなお現在進行形で彼のプレーが見れることに感謝するしかありません。
最短15分で視聴できるのでぜひ参考に。
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今回はコレで終わり。最後までお読みいただきありがとうございました!