このような疑問を解消します。
- YONEX VCORE PRO100 2021の基本情報とスペック
- 前作のVCORE PROとの変更点
- VCORE PRO100のインプレ
- VCORE PRO100の競合ラケット
- VCORE PROがオススメな人
「VCORE PRO100の2021年モデルをインプレして!」
YONEXの中でも「柔らかい打感としなり」が特徴のVCORE PROシリーズ。
2021年にニューモデルが発売されて、デザインが変更されただけでなく新素材も追加された模様ですね。
そこで今回はVCORE PRO100について解説。実際に僕が試打して分かった感想をインプレしてみます。
先日下記のようなツイートをしました▼
【VCORE PRO100インプレ備忘録】
・打感柔らかめ
・しなりを感じられる
・スピン性能は低め?
・自分からガンガン振って飛ばすタイプ
・アシストはEZONE程は無いが振れば跳ぶ
WilsonのBLADEに似ている。が僕は個人的にVCORE PROの方が打感がはっきりしている気がして好き。やっぱラウンドよりボックス pic.twitter.com/vEjJZIL8Rl— Tatsushi.k (@tatsushikoike) March 9, 2022
軽くVCORE PRO100を試打した感想を述べておくとこんな感じ。
- 打感は柔らかくしなる
- スピンは正直かかりにくく弾みにくい
- アシストは控えめだが100は比較的ボールが飛んだ
THE・ボックス形状のラケットと言った感想で、打感は気持ち良かったですね。黄金スペック設計なだけかなり扱いやすかった。
このように今回はVCORE PRO100について深掘りして解説していきます。
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【【【 】】】Contents
YONEX VCORE PRO100 2021の基本情報とスペック
VCORE PRO100のスペックと特徴はこんな感じ。
いわゆる黄金スペックスペックですので、比較的どの層のプレーヤーも扱いやすいラケットですね。
VCORE PRO97やVCORE PRO97Dよりかは飛び安く、特にクセのないスペックとなっております。
▼合わせて読みたい
【テニスラケット】ボックスとラウンド形状とは?違い・特徴・オススメを解説
使用されているテクノロジー
まぁこのあたりはふーんって感じで軽く見ておけばOK。
色々なメーカーでもそれっぽい技術が使われていますが、特にVCORE PROは打感の柔らかさとその振動吸収に技術が使われているらしい。
どうしても打感が柔らかくしなるラケットは面ブレが起こりやすいので、それを打ち消すテクノロジーが組み込まれているようです。
▼合わせて読みたい
>>【YONEX】VCORE PRO 2021の最新情報とスペックまとめ【新作】
前作のVCORE PROとの変更点
テクノロジーを紹介した所で一度前作との違いをまとめてみます。
常々申しておりますが今作のポイントは「しなりと反発」。
ラケットが柔らかくなり気持ちいい打感になるんです。
しかし前作はどうしてもコントロール性能に重点を置いていたため、飛ばない点がネックだったんですね。(この辺りはトレードオフなのでしかたない)
そこで先ほど紹介した2G-Namd Flex Forceなど新テクノロジーを搭載することで、ボールを飛ばせるようにもなりました。
また前作は緑がメインのデザインでしたけど、今作はまるで〇ヴァ初号機を連想させるかのような緑×紫のデザインに。個人的にデザインはこっちのが好きですね。
新スペックVCORE PRO97Dの登場
個人的に面白いなと思っているのが新スペック「VCORE PRO97D」の登場。
Dとは「High Density(高密度)」のDensityから採っているそうで、ストリングパターンが18×20の上級者向けスペックとなっております。
重さが320gと一番重いスペックかつストリングが密で飛びにくいため、自分からがっつり振れるハードヒッター向けのラケットですね。
VCORE PRO100よりも重い打球を打ちたい方上級者はこちらがオススメです
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【【【 】】】VCORE PRO100をインプレしてみた
友達が試打で借りていたので僕も少し打たせてもらいました。実際にVCORE PRO100を試打して思った感想を紹介します。 まず全体的に述べると打感が柔らかくて気持ちよい。ボールが食いつく感覚はクリアに分かりますね。 しなって飛ぶ感じですが、若干面ブレもしてるなぁというのは伝わりました。この辺りは柔らかい系のラケットのデメリットなので仕方なし。あと火力も控えめですね。 それでは各ショットについてそれぞれインプレしていきます。 打感が柔らかく反発して飛ぶ感覚を味わえましたね。 飛ばなすぎず飛びすぎずといった感想ですが、気持ち少し強めにスイングしないと飛ばない印象。全体的に球は少し浅くなりがちだったかな。 スピン性能は正直低め。フラット系の球の方が圧倒的に打ちやすかったです。 気持ちもう少しサーブは火力が欲しかったですね。 特にフラット系のサーブを打った時にもう少し球の伸びが欲しかったです。 とはいえ比較的アシストが少なめなのでコントロールはしやすかったかな。 ボレーは◎。ぶっ飛ぶことも無くしっかり食い込ませて飛ばしてくれますし、何より打感が気持ち良い。 ボレーに関して言えば僕好みのラケットですね。 ただスパンと自分で飛ばすボレーができないと飛ばないかも。 スライスはまぁ普通くらい。振り抜きは良かったのでそれで回転量を調節する感じですね。 ただスピンアシストは控えめですので、特別滑るスライスが打ちやすい訳ではなかった。 可もなく不可もなく。 Wilson BLADE98:VCORE PRO100に似たWilsonのしなりが特徴のラケット。気持ちVCORE PROより反発力控えめ DUNLOP CX200 :DUNLOPのボックス形状ラケット。VCORE PROよりも打感は硬い Wilson CLASH:同じくWilsonの柔らかさと飛びを両立させたラケット。楽に飛ばしたいならコレ こんなところですね。 VCORE PROがちょっと柔らかすぎる、もう少し硬い打感が良いなど感じたらこれらのラケットをお試しください。 ▼合わせて読みたい スポンサードサーチ 2023年8月にどうやらVCORE PROから名前がPERCEPTと変更になるみたいです。 と言うのもPROという名前だと少し敷居が高く感じる人もいるらしく、ニューモデル発売に伴い名前もPERCEPT(パーセプト=知覚・認知という意味)に代わりました。 以下の記事で詳しく解説しているのでぜひ参考に▼ 【YONEX】PERCEPT(パーセプト)の新作情報。変更点やインプレ情報 総合的に評価するとVCORE PRO100はかなり扱いやすいラケット。初心者でも上級者でも色々なレベルの方に合うスペックです。 柔らかい打感が好きな方、フラットトライブ系の球が打ちたい方にはオススメのラケットですね。 ▼合わせて読みたい 最後までお読みいただきありがとうございました。 ▼当ブログの人気記事ストローク
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追記:VCORE PROからPERCEPTに変更
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