(9月29日更新)
皆さんはアイデアがなかなか浮かばない、、、、会議で全然話がまとまらない、、、、という経験はないでしょうか?
というわけで今回もつらつらと書いていくのですが今回の話はアイデアの出し方についてです。
企業や学校でも一度は何かアイデアを出さなければいけない、という経験は皆さんあるはず。
そこで一般的な全体で誰かが仕切って案を出すということがどうやらオワコンらしいということや
代わりにどんなことをすればいいの?ということを紹介します。
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【【【 】】】ブレインストーミングはオワコン
まずブレインストーミングとは何ぞやと思う方もいると思いますがルールとしては
- みんなに何かアイデアを考えてもらいその場で発言してもらう
- そのアイデアに対して批判はしない
- 最後にそれらを結び付けたり消去法でアイデアを絞る
このような皆さんが一度は体験したことがあるアイデアの出し方です
この方法はアレックス・オズボーン氏によって提唱され、創造性が50%以上も高まると主張しています。
しかし残念ながらこのブレインストーミングは
クリエイティブ性や効率的な観点からするとめちゃくちゃ効率が悪く、もはやオワコンだといわれています。
というのもいくつか理由があり
- どうしても大勢の前で意見を言うのに抵抗がある
- 発言力がある人や上司のアイデアが褒められやすい傾向がある
- 他の人がやってくれるからいいやと自然にやらない人が出てくる
などよく考えてみればなるほどという理由が挙げられます。
特に三つ目は皆さん文化祭の出し物を決定するときなど学校で経験があるのではないのでしょうか?
いわゆる女子が「ちょっと男子ちゃんとやってよ~!」と言ってしまう状態ですね(笑)
実際に人間は何か助けや質問をされたときに、母数が多いほど行動を起こしにくくなるので心理的にはしょうがないです
かといってこのままでは効率も悪く雰囲気も悪くなってしまいます。
ではこの状態から脱出するにはどうすればいいのでしょうか?
アイデアは個人で考えるべし
クリエイティブ性のあるアイデアを出したいのなら一人で考えたほうがいいことが実はわかっています。
有名な調査としては心理学者のエドアルド・サラス博士による800グループの生産性を調べたもので、
結果としては
みんなとアイデアを出すよりも個人で考えたほうが他人の発言や考えに左右されず、思考を深めることができてオリジナリティの高いアイデアを多く生み出せたんだそう。
もちろん一人だけでいると独断と偏見になりやすいですが、アイデアを一緒に作るのではなく、アイデアを交換すればいいと思います。なので
- 一人でアイデアをできる限り出す
- 各個人のアイデアをみんなで共有する。
- その中からアイデアを絞る
という順番がいいと思います。
ですがわざわざ家でやるのがめんどくさい!という人もたくさんいると思います。
そこでたった数分でクリエイティブなアイデアを全体から集められる方法を紹介します
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【【【 】】】ブレインライティングを活用しよう
ブレインストーミングの代わりとなるブレインライティングですが方法は
- 全体を3~6人くらいのグループに分ける
- 白紙をくばり、真ん中に横線を引いてもらう
- 3~5分間の間、個人で匿名でアイデアを考え紙の上の枠に書く
- 自分のグループで紙を全員分回して、紙の下の枠に上のアイデアの工夫点や評価、疑問などを書く
- 1-4を繰り返す
という流れで、ブレインストーミングを個人バージョンに変えたものになります。
この方法のメリットはやはり個人かつ匿名で書けるので、人前で発言しにくいという人も気にせず書くことができます。
そして正確にアイデアを集められるだけでなく
他人の客観的なアドバイスや評価も得られるのでアイデアの共有も済んでしまうのです。
実際に書いてみるとこんな感じ。
使用する紙はルーズリーフでもノートでも白紙なら何でも構いません。
ですが重要な点は紙に自分の考えをしっかりと書く
というところです。
どうしてもブレインストーミングのように口だけだと具体性にも欠けますし、アイデアがふわふわしてしまうので紙に具体的に書くことがポイント。その上で他人にわかるように書こうとすることでアイデアのクリエイティビティも上がっていきます。
おわりに
実際に僕もアイデアや意見をまとめる際に、この方法を知る前は普通のブレインストーミングをしていましたがやはりどうしてもやらない人がいたり、アイデアを恥ずかしがって出してくれなかったりと問題がありました。
しかし、高3の文化祭の出し物のアイデアを考えてもらうときに一度試してみましたがまぁ楽だこと楽だこと。
何もしなくてもみんな個人になるといいアイデアを出してくれました。
こうすることで、アイデアは出さないけれど文句めちゃくちゃいうやつも撃退できるのでお得ですね。
皆さんも会社や学校などで使ってみてはどうでしょうか?
役に立ったと思ったらよろしければSNSなどで共有していただけるとありがたいです!
最後まで読んでいただきありがとうございました!