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【【【 】】】Contents
性格はどうやら変えられるらしい
こんにちは。Tatsushiです。
前回の記事では性格論でビッグファイブというのを紹介しました。
軽くおさらいしておきますね。
- 誠実性
- 協調性
- 外向性
- 開放性
- 神経症的傾向
このように5つの要素の組み合わせで人間の性格はある程度決まるよとのこと。
詳しくはこちらをご覧ください。
そこで性格はどうやら変わるっぽいって研究があったので紹介することに。
なんか自己啓発系の本やセミナーでは
「僕らは変われる!」とか「やればできる!」
ということを言っていますがこの記事ではそんな内容を主張する気は全くございませんので。
よろしければぜひ参考にしてください。
南メソジスト大学の研究による研究の内容とは
今回紹介するのは学術誌『Journal of Personality and Social Psychology』に発表された2018年の南メソジスト大学による研究。
377人の心理学専攻の学生がビッグファイブの中から変えたい性格を2つ選び、心理学者が用意した行動から選んで15週間にわたって実践したとの内容です。
学生たちは自分でどのように性格が変わったのか自分で観察し、報告してもらったとのこと。
実際今までは「性格は変わらない!」と言われ続けていたのですが、このAbstractの冒頭にも書いてある通りちゃんとした研究が無くほんとに変わらないのか明確でなかったんです。
そこで今回の研究で実際の行動を15週間続けてもらった結果ほんとに性格ってかわるのか?ということを調べた訳です。
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【【【 】】】結果:性格は望む性格に合った行動をすれば変わる
そこで結果はどうなったかというと、学生の中でもあることをした人たちは性格を望むように変えることができたらしい。
それは性格に見合った行動をとること。
この研究を行った学者の内の1人である心理学者ハドソン教授はこう述べています。
「結果は、単に行動上の課題を受け入れる(実際に行動しないこと)だけでは特性の変化を予測できないことを示していた。むしろ、実際に課題を完了する(つまり、特性に典型的な動作を実行する)だけで、経時的な特性の変化が予測されたのである。」
「単に変わりたいと望むだけでは性格の成長を起こすのには十分ではないようだ。性格をうまく変えるのには積極的に性格を変えるための行動を実践しなければならない。」
ただ望むだけ、というのはやっぱりダメなようです。
また今回の実験は15週間も期間があるのですぐ性格は変わるかはわかりません。
人によっては異なると思いますが、ある程度期間が必要であることが予想されます。
なので
「成功するイメージや、望む性格をそうぞうしなさい、、、!さすればすべて現実になるでしょう!」
といった宗教的な思想は全く効果がなかったということになりますね。
残念。
まあ要するに性格を変えたいなら行動しろ!っていう研究でした。
具体的にどんな行動をすればいいのかは今度投稿します
じゃあ具体的にどんな行動をとればいいのかですが、一概にはまとめられません。
というのも何を鍛えたいかでそれぞれ方法が変わってくるからです。
なので今後の投稿で外向性を鍛える方法と神経症的傾向を鍛える方法をそれぞれ紹介しようかと。
なんせこの記事に一気に書くと文字量がとんでもなくなるので区切って紹介していきます。
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【【【 】】】おわりに
ということで今回は性格は変えられるという話でした。
実際自分も昔はかなり内向的で、人前に出ると緊張でうまく話せなかったり人と目を合わせなかった時期が。
今は昔に比べるとそれらの傾向はなくなりましたし、性格も外向的になったかと思います。
ここでポイントを整理すると
- 思うだけでは変わらない
- 望む性格に合った行動をすれば変わる
- でも時間はある程度かかるかも
ということでした。
ぜひ参考にしてみてください。
ここまで読んでいただきありがとうございました!