物事において、何をやるべきか見極めるって重要ですよね。
意味のないことを何時間もしていたら非効率ですし、何より結果が出ません。
そこで今回は80対20の法則(パレートの法則)と応用例を紹介。
ざっくり説明すると
「行動の20%の要素が結果の80%を占める」
こんな法則です。
この記事では他にも80対20の法則の応用例を紹介しています。
皆さんの生活の中でも使えると思うので、ぜひ参考にしてください!
法則といっても単純で使いやすいのでぜひ日常に取り入れてみてください。
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【【【 】】】Contents
生活で使える80対20の法則(パレートの法則)
ざっくり説明すると80対20の法則とは
✔結果の80%は、すべての原因の20%からしか起こらない
という法則です。
本来この法則は1897年にイタリアの経済学者ヴィルフレード・パレートの名前にちなんで「パレートの法則」なんて言われてたりもします。
これだけだと少し抽象的なのでマーケティングの具体例を用いて説明します。
80対20をマーケティングに応用する場合
マーケティングの分野に80対20の法則を用いると、こんな感じの表現になります。
- 売り上げの80%は商品の20%から生じている
- 売り上げの80%は全体の顧客の20%から得ている
- アポ件数の80%は上位20%の成績のセールスマンが得ている
実際にどの企業や市場でも均衡というのはあり得ませんよね。
それぞれで大人気商品やロングセラー商品がある一方、全く売れない商品もありますし会社でも全員が同じ成果を出しているとは考えにくい。
では次にこれらの不均衡に関して深堀していきます。
80%対20%では、20%に集中しよう
そして80対20の法則を生かしてより成果を出すには重要な20%に集中するべきだというのがポイント。
あれもこれも、、、となると本質的な20%を見失い、成果にはつながりにくいです。
ぶっちゃけると80%は正直あってもなくてもどっちでもいい事orいらないことなので、優先順位はかなり後ろで大丈夫。
そこに集中力を分散させるのであれば、めっちゃ大事な20%に力を注いだ方が自分のためにもなります。
まあ何が言いたいかというと、自分にとって重要なことを見極めようね!ということです。
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【【【 】】】1:1の関係は基本的にあり得ない
そしてパレート氏が主張する点で大事なことは、結果と原因の均衡状態は基本的にあり得ないということです。
先ほどのマーケティングの例でもすべての事例が同じように必ず結果が出るとは限りません。
また世界の資本を考えると簡単でしょう。
恐らく皆さんも聞いたことがあるかと思いますが、机上の計算では世界の総資産の50%は上位5%の人口が占めていますよね。
このように80:20という関係が崩れる場合もあるんです。
かなり偏りが大きい時は10:90、逆に均衡に近い時は40:60(この状態も実はめったに起こらない)、といった感じでばらつきはありはします。
しかし、何らかの形で不均衡が生じてしまうんですね。
80対20の法則を生活で実践してみよう
と、こんな感じで理論編は終了です。
実は法則自体は構簡単。
ここから僕たちが日常で応用をするならどうすればいいのか、例を用いて説明しますね。
学習
まず第一は学習面です。
例を挙げますと、僕は大学の講義中にこの法則に基づいて話を聞いています。
大学に通っている人や通った人はわかると思いますが、日本の大学の講義って長くてつまらないですよね(笑)
(実際教授の多くは自分の研究のために大学にいるようなもんなので理解できないことはないですが、、、、)
実際僕の大学は一コマ90分なのですが、ずっと話を聞いていて何も話さず座りっぱなしだと血の流れが悪くなって普通に寝ちゃいます。
もし寝なかったとして、すべて聞くのはかなりの集中力がいります。
ですが、全部の話が大事か?といわれるとそうでもありません。
明らかにテストに出ないところを長々と話したり、教養とは思えないほど専門的なことを話されたり、、、、
意外といらない情報ってあるんですよね。
ここで重要な20%に集中するんです。
何が大事かは個人によりますが、僕は基本的にテストに出るところ以外はメモは取ったりしません。
数学の時間ですべてノートに取っている人もいますが(式の証明で理解できていないのにも関わらず)正直これだと勉強→作業になってしまうんですよね。
逆に重要なところだけ、自分が大切だと思ったところだけ効くことを集中し、ノートにまとめると大切な部分しかないので復習の際にも効率よく学習できます。
このように、学習面ではすべてメモをするのではなく
- 自分が知らなかったこと
- テストに出そうなこと
- 学んで生かせそうなこと
- 重要だと自分が感じたこと
などなど、これらの観点に基づいて学習するといいと思います。
マーケティング

始めに少しマーケティングでの表現をしましたが、今回は実践例を紹介。
例えばあなたが経営者や部長だとしましょう。
まずはどの商品、どの社員が利益を他の80%に比べて出しているか分析します。
そして20%の部分が分かったらそこに投資するわけです。
お菓子会社でケーキ部門が大人気で和菓子が売れていないのであれば、和菓子の生産数を減らし似た種類のケーキの開発費にお金を使うべきでしょう。
また、アポ全体の80%を上位15%(必ずしも合計が100になることもない)の社員が貢献しているとわかったとします。
そうしたら上位の社員の15%の賃金を上げるべきですし、残り80%の賃金はダウンさせるべきです。
少し無慈悲だと思うかもしれません。
しかしこうすれば本質に投資ができているので会社の利益も上がるんです
やりたいこと、楽しいと感じること

最後は少し数値化するのが難しいのですが、やりたいことや楽しいと感じることについて。
ざっくり説明すると、自分が本当に楽しいと感じたりやりたいと思うことに全力を注げばいいんです。
は?と思うかもしれませんが意外にこれができていません。
よくあるのが、友達付き合いで苦手なのにカラオケやご飯に行ってしまうという場合。
「自分は内向的で本当は一人で本を読んだり旅行をするのが好きなのに、、、、」
でもなかなか断れなくてお金も消費してしまいます。
こうなると幸福度も下がりますし、ストレスも増加して負のスパイラル。
そこで、一度自分は本当は何が好きなのか、逆に何が苦手か分析してみるといいでしょう。
白紙に書き殴ったり、スマホのメモを利用しても構いません。
たまには誘いを断って、やりたいことに時間とお金を使ったほうが幸福度も上げられるかと。
自分ってどんなことが好きなの?と思った方は以下の性格についての記事をご覧ください。
参考文献
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【【【 】】】おわりに
なんだか今回は自己啓発的な内容になってしまいました(笑)
ですが情報量が多すぎる現代では全ての情報を取り入れようとするのは不可能。
自分に合ったものを取り入れる必要があります。
正直このブログや記事でも恐らく、皆さんにとって役立つことは20%くらいなはず。
なのでウマい具合に要点をピックアップしていただけたらなと。(それだけでもありがたいです。)
それではここまでにしたいと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございました!