この記事はこんな人にオススメです
- テニス星人ロジャー・フェデラー(41)、ついに引退
- フェデラーのテニスの戦績を振り返る
- 史上最高のオールラウンダ―で華やかなプレーが特徴的
- 今後PROSTAFF RFはどうなるのか
- 今まで彼のテニスを見れたことに最大の感謝を
言わずと知れたレジェンドでありテニス星人のロジャー・フェデラー。
ついに2022のレーバーカップを最後に、自身のキャリアを終了すると発表がありました。
今回はそんなフェデラーの過去の戦績や記録など、彼のキャリアについて振り返ってみようかと。思います。
正直僕自身フェデラーの引退についてはショックでした、、、と言うのも2022年のツアーに参加予定でしたし何より発表が急だったので。
僕が生まれたときからプロで活躍して、今までずっと現役で彼のプレーを見てきたのでものすごい虚無感があります。
今回はフェデラーへ感謝の念をこめつつ、彼について深掘りしたいと思いますのでぜひ参考に。
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【【【 】】】Contents
テニス星人ロジャー・フェデラー(41)、ついに引退
— Roger Federer (@rogerfederer) September 15, 2022
2022年9月、フェデラーが自身のTwitterで今年のレーバーカップを最後に引退するとツイートしました。
正直いつ引退してもおかしくはないと思っていましたが、まさかこの日が急に来るとは、、、
記事を書いている今現在もまだ完全に受け入れられてないのが本音。と言うのも僕が生まれてから今までずっとオンコートでプレーしている姿を見てきたので。
リハビリはしていたものの体が追い付かない
実はフェデラーは引退発表の前はインスタグラムなどでリハビリの画像をちょくちょくアップしていました。
それもあってフェデラーファンからは「復帰が楽しみだ」という声が多く、あまり不安視されている方は少なかったかと思います。
しかしリハビリをしても体の痛みが取れなかったそう。
2020年の全豪当たりから腰&膝の故障を発表し一時離脱。2021年の全仏&全英では戻ったもののそこからまた離脱をしていました。
正直テニスという寿命の短い競技で41歳まで現役を続けて、更にトップレベルで戦っていたこと自体が異常ですがやはり限界だったみたい。
特に現代のテニスは身長もデカくて動けてパワーのある選手も増えているので、本人も厳しさを感じたのでしょう。
アルカラスが最年少でグランドスラム優勝&世界一位を取ったタイミングで引退
ちなみに最近のテニス界はどうなの、と言うとナダルの後継者と呼ばれるスペインのカルロス・アルカラスが19歳で最年少世界一位&グランドスラムタイトルを取りました。
彼はフィジカル・パワー・タッチセンス・フットワークなどすべてがそろっており、その他にもシナ―やルードなど活躍し始めている若手が多数います。
もしかしたらフェデラーは
「え、俺こいつらと試合するの流石に無理だわw」
と思ったかもしれませんね。
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フェデラーのテニスの戦績を振り返る※多すぎ注意
ここで一度フェデラーの戦績を見てみましょう(多すぎ注意)
- プロ24年
- 試合中リタイア0回
- 1526試合中1251勝(勝率81%)
- 世界1位在位1251週
- 世界一位連続在位237週
- サービスキープ率89%・11478本エース
- キャリアタイトル103勝・マスターズ28勝
- 生涯グランドスラム達成・グランドスラム369勝
- グランドスラム優勝20回・ウィンブルドン8勝・全米40連勝(5連覇)
いやいや、、、他にもナダルジョコビッチいますけどこんな記録は今後のテニス界で出せないでしょう、、、。
どこからツッコミを入れればよいのかわかりませんが、とりあえず神です。
とにかく強すぎるのは言わずもがな、キャリアの勝率が81%という数値もバケモン。また試合中のリタイアが一試合も無いのも凄いですよね。
フェデラーは割とキャリアの後半は自分の体を考えて出る大会を選んでいたので、それだけ長くプレーできていたのかなと思ったりします。
フェデラーがここまで勝てたのは間違いなくサーブのおかげ。
と言うのも彼は普通にフォアハンドやボレー、タッチセンスの優れたオールラウンダ―にも拘わらずビックサーバーレベルのサーブを持っています。エースも11478本という記録をたたき出してますからね。
彼の場合は威力ではなくコースを隠すのが得意で、同じトスで違う球種やコースを突くのがプロの中でも一番。
特にフェデラーのサーブを見ていると相手が一歩も動けずにエースを取る場面も多く、フェデラーのサーブを受けた選手曰く本当にコースが分からないらしいです。
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2017年全豪でのカムバックはもはや伝説
恐らくこの記事を見ている方ならご存じでしょうが、フェデラーは2017年の全豪でカムバックを果たして優勝しました。
特にベルディヒ・錦織・ズべレフ(兄)・ワウリンカ・とかいう鬼ドローを勝ち上がって決勝でナダルを倒して優勝したのは感動もの。
2017年はインディアンウェルズ・マイアミ・ウィンブルドンなど多数ビッグタイトルも取って完全復活の年でしたよね。
2016年にウィンブルドンで転倒して腰を負傷。そこから長い事離脱してファンからは「フェデラーも終わりか、、、」と囁かれている中、2017年の全豪では16シードで出場。
しかし蓋を開けてみれば優勝するという感動ドラマを与えてくれました。特にライジング気味で攻めるネオバックハンドが冴えてましたね。
全豪の2018も優勝して、2019年も負けはしたものの39歳でウィンブルドン決勝でガチ強ジョコビッチと伝説の試合をしていたのを今でも覚えています。
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【【【 】】】史上最高のオールラウンダ―で華やかなプレーが特徴的
まぁ一言で言ってしまえばフェデラーはすべてが揃っている、と言っても過言ではありません。
先ほど述べたようにサーブも強力で、ストロークも強い。それだけじゃなくてボレーも上手いという史上最高のオールラウンダーでした。
昔インタビューで
Q:あなたの得意なショットはなんですか?
A:ボレーかな(笑)
こう答えて各方面から突っ込まれる始末。フォアハンドもサーブも得意なのにボレーと答える圧倒的強者感たるや、、、
特に彼のプレーを見ている方なら分かるでしょうが「そこでそのショット打つ!?」という意外性やテニスセンスも彼の特徴でしたね。
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特に全盛期の2003~2008年あたりのフォアハンドは暴力的
フェデラーファンで30代以上の方であれば彼の全盛期を知っている人も多いでしょう。
フェデラーが一位に連続で在位していた2003~2008年あたりのフォアハンドはとにかく暴力的でした。威力とスピンが両立した鉛のような球でしたからね、、、
世代で言えばロディックやアガシ、ヒューイットやダビデンコがいた時代かな?当時のフェデラーは全仏以外全てGSを優勝してましたし。(全仏は某土魔人のせいで勝てず)
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しかし昔はメンタルが弱かった
しかしまだ彼が10代や若手の頃は気性が荒く、ラケットを投げたり暴言を吐いたりとメンタル面で未熟だったんですよね。
これは本人もインタビューで認めていたことで、結婚し子供ができたことで次第に変わっていったみたい。
確かに2010年代になってからあまりフェデラーが不満を爆発させてる場面を見たことがありません、、、
ラケットも破壊しませんし、そういった紳士的な部分が人を惹きつけるのでしょう
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今後フェデラーのテニスギアはどうなるのか
ところででフェデラーと言えば
- WilsonのPROSTAFF RF97(ラケット)
- スイスのスニーカーブランドOn(シューズ)
- ユニクロ契約でRFのロゴアイテム(着用ウェア)、、、
などなどテニスアイテム関連でフェデラー独自のテニスギアがありますが、今後どうなるのでしょう。
特にラケットのPROSTAFFシリーズのRFはファンも多く(僕も持ってます)、廃盤になると悲しむ人が多そうですが、、、
ユニクロに関しては今後もアンバサダーとして契約期間はアイテムが販売されそうです。
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【【【 】】】今まで彼のテニスを見れたことに最大の感謝を
【海外報道】フェデラー、引退を表明https://t.co/xQmT6v4sgt
男子テニスのロジャー・フェデラーが15日、来週のレーバー・カップを最後に引退する意向を表明した。 pic.twitter.com/HGvuaFQXHX
— ライブドアニュース (@livedoornews) September 15, 2022
正直今回は自分のフェデラーに対する言葉や気持ちをありのまま書き綴った記事でした。
というのも自分自身がフェデラーファンの一人でしたし、引退することに対してものすごく寂しさと感謝を感じていました。
思わず居てもたってもいられなくなって記事にした訳ですが、こう考えてみるとフェデラーは十分すぎるほど偉大な選手ですね。
もちろんプレーや戦績もそうですが人柄や慈善活動、コート上での立ち振る舞いなどあらゆる面で素敵な人物だったと思います。
もう彼のプレーがコートで見れないのは残念ですが、今まで彼の試合をテレビで生で見れたことに最大限の感謝を。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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